MySQL Workbench でFTP データをクエリ

MySQL Workbench からリアルタイムFTP データにMySQL クエリを実行します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2019-06-10
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こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

ODBC Driver for FTP からSQL Gateway を使用し、MySQL インターフェースを介してFTP にクエリを実行できます。以下のステップに従って、SQL Gateway のMySQL リモーティングサービスを開始し、MySQL Workbench でリアルタイムFTP を操作します。

CData ODBC Drivers とは?

CData ODBC Drivers は、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. FTP をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにFTP データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC Driver では、1.データソースとしてFTP の接続を設定、2.MySQL Workbench 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC Drivers のインストールとFTP への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからFTP ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

未指定の場合は、データソース名(DSN)で必要な接続プロパティの値を指定します。DSN を構成するために、ビルトインのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターでDSN を作成及び設定する方法については、ヘルプドキュメントの[はじめに]チャプターを参照してください。

FTP は、プレーンテキスト接続およびSSL/TLS 接続の両方をサポートします。FTP サーバーに接続するには、RemoteHost、User、およびPassword を指定します。SSLMode およびSSLServerCert を設定して、TSL/SSL による接続をセキュアにします。TLS/SSL を介した接続の設定について詳しくは、ヘルプドキュメントの「高度な設定」を参照してください。

次の接続プロパティを設定し、ファイルシステムのリレーショナルビューをコントロールします。

  • RemotePath:現在の作業ディレクトリに設定。
  • TableDepth:ビューとしてレポートするサブフォルダの深度を制御するために設定。
  • FileRetrievalDepth:ファイルを再帰的に取得し、Root テーブルにリストするために設定。

ストアドプロシージャ は、ファイル、のダウンロード、アップロード、およびプロトコルコマンドの送信に利用できます。 SQL を使用してサーバーと対話する方法の詳細については、ヘルプドキュメントの「データモデル」を参照してください。

SQL Gateway を構成する

FTP への接続を仮想MySQL データベースとして設定するには、SQL Gateway Overview を参照してください。クライアントからのMySQL 要求を受けるMySQL リモートサービスを構成します。このサービスは、SQL Gateway UI で構成できます。

Creating a MySQL Remoting Service in SQL Gateway (Salesforce is shown)

MySQL Workbench からFTP をクエリ

以下のステップでは、MySQL Workbench からSQL Gateway で作成された仮想FTP データベースに接続し、リアルタイムFTP データを操作するための基本的なクエリを発行する方法を説明します。

SQL Gateway を介してFTP に接続

  1. MySQL Workbench で、[add a new MySQL connection]をクリックします。
  2. 接続(CData SQL Gateway for FTP)に名前を付けます。
  3. HostnamePortUsername のパラメータを設定し、SQL Gateway に接続します。
  4. Store in Vault をクリックしてパスワードを設定し、保存します。
  5. Test Connection をクリックして接続が正しく構成されていることを確認し、OK をクリックします。

FTP データをクエリ

  1. 作成した接続(CData SQL Gateway for FTP)を開きます。
  2. [File]->[New Query Tab]と進みます。
  3. SELECT * FROM `CData FTP Sys`.MyDirectory; のようなFTP データを取得するSQL クエリを記述します。

FTP からMySQL Workbench へのデータ連携には、ぜひCData ODBC Driver をご利用ください

MySQL Workbench からリアルタイムFTP データにアクセスすることで、MySQL データベースと同じようにFTP をクエリおよび更新できます。CData ODBC Driver for FTP とCData SQL Gateway の30日の無償評価版はこちらです。

CData ODBC Driver は日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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