本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →CData Cmdlets Module for MFExpense は、直感的なMoney Forward Expense データ連携を提供する標準cmdlet です。 本記事では、MFExpense Cmdlets を使ったサンプルを提供します。
MoneyForward Expense はOAuth 2 認証標準を利用しています。MoneyForward Expense にアプリケーションを登録し、OAuthClientId およびOAuthClientSecret を取得する必要があります。認証方法については、ヘルプドキュメントの「MoneyForward Expense への接続」を参照してください。
また、ほとんどのテーブルを操作するためにOfficeId プロパティを指定する必要があります。
$conn = Connect-MFExpense -OAuthClientId "$OAuthClientId" -OAuthClientSecret "$OAuthClientSecret" -InitiateOAuth "$InitiateOAuth"
次の手順で、Offices テーブルデータを取得して、結果をCSV ファイルにエクスポートします:
Select-MFExpense -Connection $conn -Table Offices | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myOfficesData.csv -NoTypeInformation
このように、Select-MFExpense から取得した結果を、Select-Object cmdlet に流し、Export-Csv cmdlet に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報が結果セットのそれぞれの"行"に挿入されるためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv cmdlet に渡す前に除外を先に行い、それからCSV ファイルにエクスポートします。。
CData Cmdlets から、次のCmdlets にデータをパイプラインするところでは、接続、テーブル、カラムの情報が必要です。以下のように、指定に合致するレコードを削除することができます:
Select-MFExpense -Connection $conn -Table Offices -Where "Id = 1668776136772254" | Remove-MFExpense
CData Cmdlets は、データの加工やクレンジングを行うことができます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを、挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータの更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MyOfficesUpdates.csv | %{ $record = Select-MFExpense -Connection $MFExpense -Table Offices -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-MFExpense -Connection $mfexpense -Table Offices -Columns ("Id","Name") -Values ($_.Id, $_.Name) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-MFExpense -Connection $mfexpense -Table Offices -Columns ("Id","Name") -Values ($_.Id, $_.Name) } }
このように、CData Cmdlets でデータ連携をシンプルに構成できます。Cmdlets では、モジュールのインストール、接続プロパティの設定だけで、データ連携の構築を始めることができます。是非、CData PowerShell Cmdlets の無償試用版をダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携を体感してください。