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こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
MotionBoard は、ウイングアーク1st 社が提供する人気のBI ダッシュボードツールです。この記事ではMotionBoard で、MongoDB のデータをCData Connect を通じてシームレスに統合利用する方法を説明します。
CData Connect Cloud は、SaaS 型のデータ仮想化プラットフォームです。Salesforce、Dynamics、Zoho CRM、NetSuite、Marketo、kintone など150以上の多様なSaaS にBI ツール、アナリティクス、iPaaS、ノーコード開発プラットフォームからアクセスするための仮想エンドポイントを提供します。連携方法が異なるSaaS をSQL Server 、SQL Server、OData の3種類のインターフェースに仮想化することで、データ連携をシンプルに実現します。
この記事では、MongoDB のデータを仮想SQL Server エンドポイントして利用してMotionBoard からデータを取得、可視化します。
CData Connect Cloud は、以下のような特徴を持ったクラウド型のリアルタイムデータ連携製品です。
詳しくは、こちらの製品資料をご確認ください。
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
MongoDB のリアルタイムデータへのアクセスと連携は、CData を利用すればかつてないほど簡単になります。CData のコネクティビティは次のような用途に利用されています。
MongoDB の柔軟性は、トランザクション、オペレーション、分析データベースとしての利用を可能にします。つまり、ユーザーはCData のソリューションを利用して、業務データをMongoDB に統合したり、MongoDB のデータをデータウェアハウスに統合したり、あるいはその両方を行うことができます。また、ライブ接続オプションを活用して、Power BI やTableau などのお好みのツールから直接MongoDB データを分析・レポートすることもできます。
MongoDB のユースケースと、CData の活用によるMongoDB エクスペリエンスの向上の詳細については、ブログ記事をご覧ください: The Top 10 Real-World MongoDB Use Cases You Should Know in 2024。
MongoDB への接続には、Server、Database、User、Password プロパティを設定します。MongoDB コレクションにテーブルとしてアクセスするには、自動スキーマ検出を使用することができます。もちろんスキーマ定義の.rsd ファイルを編集して自分でスキーマ定義を書くことも可能です。スキーマに縛られないフリーフォーマットクエリを投げることもできます。
MotionBoard への接続には、パスワードの代わりとしてパーソナルアクセストークンを利用します。セキュアなアクセス管理を実現するには、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
MotionBoardの「システム設定 → 接続/認証 → 外部接続」から新しい外部接続を作成します。接続先タイプはSQL Server を選択します。
外部接続の基本情報タブにて以下内容をセットします。
「データソース」タブを開き、MongoDB 内のテーブルが一覧に表示されることを確認できます。ここまで確認できたら「保存」ボタンで外部接続定義を保存して閉じます。
「ボード新規作成」から新しいボードを作成します。
アイテムウィザードのDS1の接続先に上記の外部接続定義で作成した接続(本例では Cdata Connect)を選択します。次に、左側のデータベースにMongoDB のテーブルリストが表示されますので、使用するテーブルを選択します。右側にDealsテーブル内のデータがプレビューされます。
ウィザードを次に進み、作成するアイテムにチャートを選択して、「次へ」をクリックします。データソース エディタが起動します。左側の項目一覧から可視化したい項目を行項目・列項目・集計項目にセットします。もうRDB やCSV などのデータソースを扱う場合と同じ操作でビジュアライズを作成できます。あとは、おすすめチャートから適切なチャート種類を選択します。
このように、CData Connect Cloud を経由することで、API 側の複雑な仕様を意識せずにMotionBoard でデータを可視化できます。他にも多くのデータソースに対応するCData Connect Cloud の詳細をこちらからご確認ください。