製品をチェック

MongoDB Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

MongoDB アイコン MongoDB Cmdlets 相談したい

PowerShell Cmdlets は、MongoDB へのリアルタイム連携機能を提供します。 Cmdlets を使って、データに直接連携し、読み書き更新をDB と同感覚で行うことができます。

MongoDB のデータをPowerShell でMySQL にレプリケーションする方法

PowerShell のシンプルなスクリプトで、MongoDB のデータ をMySQL データベースにレプリケーション(複製)する方法を紹介します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-09-26
mongodb ロゴ

CData

powershell ロゴ画像
MySQL ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData Cmdlets for MongoDB を使えば、PowerShell からMongoDB のデータ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for MongoDB およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。

まずは、PowerShell でMongoDB への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。

MongoDB への接続には、Server、Database、User、Password プロパティを設定します。MongoDB コレクションにテーブルとしてアクセスするには、自動スキーマ検出を使用することができます。もちろんスキーマ定義の.rsd ファイルを編集して自分でスキーマ定義を書くことも可能です。スキーマに縛られないフリーフォーマットクエリを投げることもできます。

MongoDB のデータの取得

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module MongoDBCmdlets
  2. MongoDB への接続:

    $mongodb = Connect-MongoDB -Server $Server -Port $Port -Database $Database -User $User -Password $Password
  3. 取得ターゲットのリソースの取得:

    $data = Select-MongoDB -Connection $mongodb -Table "restaurants"

    Invoke-MongoDB cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:

    $data = Invoke-MongoDB -Connection $mongodb -Query 'SELECT * FROM restaurants WHERE Name = @Name' -Params @{'@Name'='Morris Park Bake Shop'}
  4. 戻り値からカラム名のリストを保存します。

    $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name

MongoDB のデータをMySQL データベースにレプリケーション

カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module MySQLCmdlets
  2. MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:

    $mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
  3. MongoDB、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、MongoDB のリソース(restaurants)と同じテーブル名を持っている必要があります。

    $data | % { $row = $_ $values = @() $columns | % { $col = $_ $values += $row.$($col) } Add-MySQL -Connection $mysql -Table "restaurants" -Columns $columns -Values $values }

次回以降のレプリケーションをシンプルに実現

  • 一度PowerShell でMongoDB とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:

    Select-MongoDB -Connection $mongodb -Table "restaurants" | % { $row = $_ $values = @() $columns | % { $col = $_ $values += $row.$($col) } Add-MySQL -Connection $mysql -Table "restaurants" -Columns $columns -Values $values }
  • 別のPowerShell モジュールで、MongoDB を別のデータベースに複製する場合、Select-MongoDB cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。

    $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}

おわりに

これで、MongoDB のデータをMySQL に複製できました。分析、BI などでMongoDB のデータをMySQL から使うことができるようになります。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。