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PowerShell Cmdlets でOracle データをCSV にエクスポート
標準PowerShell cmdlets を使ってOracle テーブルにアクセスして、CSV にエクスポート。CData Cmdlets Module for Oracle は、直感的なOracle データ連携を提供する標準cmdlet です。 本記事では、OracleOCI Cmdlets を使ったサンプルを提供します。
Oracle への接続を設定
Oracle への接続には、PATH variable をアップデートして、ネイティブDLL が含まれるフォルダロケーションが含まれていることを確認します。ネイティブDLL は、インストールディレクトリのlib フォルダにあります。完了したら次のプロパティを設定します:
- Port: Oracle データベースをホストしているサーバーに接続するポート。
- User: Oracle データベースに接続するユーザーのID。
- Password: Oracle データベースに接続するユーザーのパスワード。
- Service Name: Oracle データベースのサービス名。
$conn = Connect-OracleOCI -User "$User" -Password "$Password" -Server "$Server" -Port "$Port"
Oracle データを取得してCSV にパイプライン
次の手順で、Customers テーブルデータを取得して、結果をCSV ファイルにエクスポートします:
Select-OracleOCI -Connection $conn -Table Customers | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myCustomersData.csv -NoTypeInformation
このように、Select-OracleOCI から取得した結果を、Select-Object cmdlet に流し、Export-Csv cmdlet に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報が結果セットのそれぞれの"行"に挿入されるためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv cmdlet に渡す前に除外を先に行い、それからCSV ファイルにエクスポートします。。
CData Cmdlets から、次のCmdlets にデータをパイプラインするところでは、接続、テーブル、カラムの情報が必要です。データの削除
以下のように、指定に合致するレコードを削除することができます:
Select-OracleOCI -Connection $conn -Table Customers -Where "Country = US" | Remove-OracleOCI
データの挿入と更新
CData Cmdlets は、データの加工やクレンジングを行うことができます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを、挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータの更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MyCustomersUpdates.csv | %{ $record = Select-OracleOCI -Connection $OracleOCI -Table Customers -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-OracleOCI -Connection $oracleoci -Table Customers -Columns ("CompanyName","City") -Values ($_.CompanyName, $_.City) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-OracleOCI -Connection $oracleoci -Table Customers -Columns ("CompanyName","City") -Values ($_.CompanyName, $_.City) } }
このように、CData Cmdlets でデータ連携をシンプルに構成できます。Cmdlets では、モジュールのインストール、接続プロパティの設定だけで、データ連携の構築を始めることができます。是非、CData PowerShell Cmdlets の無償試用版をダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携を体感してください。