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QuickBooks ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなQuickBooks データに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC ドライバーインタフェースを使用して、データベースのようにQuickBooks データにアクセスし、顧客、トランザクション、請求書、販売レシートなどの読み、書き、更新を実行できます。
杉本和也
リードエンジニア
ODBC Driver
Blue Prism は2001年にイギリスで創業したBlue Prism 社が提供するエンタープライズ企業向けのロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ツールです。
大きな特徴は「プロセス」と「オブジェクト」という概念で自動化処理を構成していくところが挙げられるでしょう。あらかじめ各種アプリケーションを操作する手続き、振る舞いをオブジェクトとして定義することで、再利用性を高め、全体の開発生産性を向上させています。
このオブジェクトはVBO という名前で各種テンプレート、プリセットが公開されており、初心者でもさまざまなアプリケーションやローカルファイル、サービスなどに接続することが可能になっています。
そんなVBO の中にはODBC 経由でデータベースに接続できるものも提供されており、CData ODBC Driver と組み合わせることで、CData が対応しているさまざまなデータソースと手軽に連携ができるようになります。
今回の記事ではこのODBC 用のVBO とCData ODBC Driver を使って、Blue Prism からQuickBooks に接続する方法を紹介します。
ローカルQuickBooks インスタンスへの接続には接続プロパティ入力は不要です。
本製品は、リモートコネクタ経由でQuickBooks にリクエストを作成します。リモートコネクタはQuickBooks と同じマシン上で動作し、軽量の組み込みWeb サーバーを介して接続を受け入れます。サーバーはSSL/TLS をサポートし、ユーザーにリモートマシンからのセキュアな接続を可能にします。
初めて接続するときは、本製品をQuickBooks で認証する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントの「Using the Remote Connector」を参照してください。
続いて、ODBC 用のVBO をBlue Prism に追加しましょう。
それでは早速自動化のプロセスを作成していきましょう。
ODBC の接続処理は以下の3つのプロセスで実施します。実際にデータの操作を実行するのは真ん中の部分ですが、前後の処理が必要になるという点に注意してフローを組みましょう。
まずは「コネクションを確立するためのOpen 処理」を追加します。
続いてQuickBooks からデータを取得する処理を追加していきましょう。
最後にODBC の処理を終了して、接続を開放するためにクローズ処理を追加します。
これだけではデータを取得して何も行わないので、Excel ファイルに書き込みを行ってみましょう。「Excel VBO」を使って、後続のフローを作成します。
プロセスが完了したら「実行」ボタンをクリックして、実際に動かしてみましょう。
このようにCData ODBC Driver for QuickBooks とBlue Prism を組み合わせることで、簡単にQuickBooks データを活用したフローを作成することができました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。