Excel を使ってデータをRedshift に移行したり、Redshift 上のデータを編集する方法

この記事では、Excel Add-In for Redshift を使ってExcel からデータを Redshift に移行する方法を説明します。

加藤龍彦
ウェブデベロッパー


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CData

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Excel ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Excel Add-In for Redshift を使えば、Excel から直接Redshift への編集や保存が可能になります。この記事では、Excel から Redshift にデータを移行する方法を説明します。 Redshift のデータを一度Excel にエクスポートして編集・データソースの一括更新を行えるだけではなく、Excel スプレッドシートに保存されているデータを一括でRedshift にインポートすることも可能です。 今回の記事では、Orders テーブルを使います。同じことが、CData Excel Add-In で取得できるすべてのテーブルに対して実行可能です。

Redshift への接続を設定

まずは、本記事右側のサイドバーからRedshift Excel Add-In の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

Redshift への接続には、Excel Add-in をインストールしたExcel の[CDATA]タブ → [Redshift]アイコンをクリックします。

Redshift への接続には次を設定します:

  • Server: 接続するデータベースをホストしているクラスタのホスト名およびIP アドレス。
  • Port: クラスタのポート。
  • Database: データベース名、ブランクの場合ユーザーのデフォルトデータベースになります。
  • User: ユーザー名。
  • Password: ユーザーのパスワード。

Server およびPort の値はAWS の管理コンソールで取得可能です:

  1. Amazon Redshift console (http://console.aws.amazon.com/redshift) を開く。
  2. Clusters ページで、クラスタ名をクリック。
  3. クラスタのConfiguration タブで、表示された接続文字列からクラスタのURL をコピーします。

    Redshift データの取得

    Redshift にデータを挿入するには、まず該当するRedshift のテーブルを取得します。これによりExcel スプレッドシートとRedshift のテーブルが連携した状態になります。取得したテーブルに対し変更、もしくは追加した部分は文字が赤でハイライトされます。

    1. CData リボンからRedshift ボタンをクリックします。データ選択ウィザードが表示されます。
    2. テーブルもしくはビューメニューから、Orders テーブルを選択します。
    3. [最大行数]に、取得したい最大行数を入力します。データの一括入力だけが目的の場合は1行だけを取得すれば十分です。リクエストどおりにクエリ欄にSQL クエリが表示されます。
    4. [シート名]に作成されるシートの名前を入力します。デフォルトでは、取得するテーブル名が新しいシート名になります。

    Redshift へのデータの挿入

    データ取得後、既存のExcel で保存されているデータを取得したテーブルの下に追加していきます。

    1. テーブルの最終行の下の行に、他のシートを参照する式を入力します。例:=MyOrdersSheetInExcel!A1A local copy of a table. One row will be inserted. (QuickBooks is shown.)
    2. Redshift に挿入するセルを参照する式を入力し、セルを取得する行数分ドラグダウンします。テーブルに参照された値が表示されます。 The range of changes to update. (QuickBooks is shown.)
    3. 挿入する行を選択して、CDATA リボンの[行を挿入]ボタンをクリックします。

    各行の挿入が完了すると、Id の値が表示され、追加した値の文字が赤から黒に変わります。

    The changes applied. (QuickBooks is shown.)

    Redshift からExcel へのデータ連携には、ぜひCData Excel Add-In をご利用ください

    このようにCData Excel Add-In と併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをExcel からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

    CData Excel Add-In は、日本のユーザー向けにUI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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