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Sage 200 ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからSage 200 にデータ連携。

Sage 200 データにデータベースと同感覚でアクセスして、Sage 200 のProducts、SalesOrders、Suppliers データに使い慣れたODBC インターフェースで連携。

Sage 200 データをFileMaker Pro にインポートする方法

Sage 200 をFilemaker Pro にインポートしてレポートを作成する方法を紹介します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2024-01-12
sage200 ロゴ

CData

odbc ロゴ画像
Filemaker ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData ODBC Driver の特徴の一つは、多くのアプリケーションを幅広くサポートしている点です。この記事では、FileMaker Pro でODBC ドライバーを設定してSage 200 を使ってデータビジュアライゼーションを作成します。

FileMaker とSage 200 のデータを連携する3つの方法

FileMaker からSage 200 と連携するには大きく3つの方法があります。本記事では①の方法を解説しますが、②や③の方法を解説する記事も用意していますので、必要に応じて参照してください。

  1. ODBC インポート機能を活用:本記事で解説する方法です。ODBC プロトコルを活用してFileMaker にデータを取り込みます。最も簡単な方法ですが、データに変更があった場合に全件再取り込みが必要になります。定期的にデータを更新する場合には、②の方法がベターです。
  2. スクリプト機能を活用:FileMaker に搭載されているスクリプト機能を活用することで、初回だけ全件データを取り込み、その後は変更のあったデータだけを取り込む差分更新でデータを更新できます。詳しくはこちらの記事をご確認ください。
  3. ESS(External SQL Source)機能を活用:ESS はFileMaker から外部データソースにリアルタイム接続できる機能です。接続設定は少し面倒ですが、ESS ではリアルタイム接続が可能なので、データ変更をすぐに反映したい、という場合にはベストな方法です。詳しくはこちらの記事をご確認ください。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. Sage 200 をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにSage 200 データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSage 200 の接続を設定、2.FileMaker Pro 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとSage 200 への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからSage200 ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

接続プロパティが未設定の場合は、まずODBC DSN(データソース名)で設定します。これはドライバーのインストールの最後の手順です。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。

  • SubscriptionKey
  • Schema

Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

  • Schema:どのエディションのSage 200 に接続するかを決定します。StandardUK または ProfessionalUK を指定してください。
  • Subscription Key:接続を確立するために使用するAPI へのアクセスを提供します。まず、 Sage 200 API web サイトにログインして、アカウントにマッチするAPI エディションにサブスクライブしてください。 こちらから手順を実行できます。https://developer.columbus.sage.com/docs/services/api/uk. その後、Sage 200 へのログインするとプロファイル内でサブスクリプションキーを確認できます。

これで、Filemaker Pro のテーブルにSage 200 をロードできます。

  1. 新しいデータベースで[File]→[Import Records]→[Data Source]をクリックし、CData Sage 200 DSN を選択します。 CData ODBC Data Sources to be added to a FileMaker Pro database.
  2. [SQL Query Builder]ウィザードが表示されたら、テーブルと列を選択して[Insert into SQL Query]をクリックします。このクエリは直接編集できます。テーブルからすべての行を選択するには、次のクエリを使います。

    SELECT * FROM Banks

    UI を使いWHERE タブをクリックすることで、WHERE 句にフィルタをビルドできます。

    The import query defined in the SQL Query Builder. (Google Spreadsheets is shown.)
  3. [Import Field Mapping]ウィザードが表示されたら、データソースの列からデスティネーションテーブルの列にマッピングを定義できます。クエリ結果に新しいテーブルを作成するには、[Target]ボックスから[New Table ("CData Sage200 Source")]を選択し[Import]をクリックします。 Mappings for a new table. (Google Spreadsheets is shown.)

ドライバーがサポートするSQL の詳細は、ヘルプドキュメントを参照してください。

デザイン時のデータ処理

テーブルをブラウズしながら、summary 関数の計算のみならずデータのソートや集計ができます。デザイン時にデータのビューを操作するには、まず以下2つの手順を行います。

  1. ブラウズモードに切り替える:アプリケーションのフッターにある[Mode]ポップアップメニューをクリックします。
  2. テーブルビューに切り替える:アプリケーションのメインツールバーにある[View As]メニューのテーブルアイコンをクリックします。

集計とサマライズ

下記の手順に従って、下図のように列の値をグループ化してサマリーを表示します。

  1. Sort:Id 列を右クリックして[Sort Ascending]をクリックします。
  2. Group:Id 列を右クリックし、[Add Trailing Group by Id ]をクリックして値をグループ化し、その後にsummary 計算が挿入される行を作成します。[Add Leading Group]をクリックしてグループにサマリーを加えます。
  3. Summarize:グループ化された列を右クリックして[Trailing Subtotals]メニューからサマリーを選択します。

下図は、グループ内の行数およびランニングカウントを表します。

Available data processing options in the Browse view. (Google Spreadsheets is shown.)

レポートにチャートを追加

下記の手順に従って、各Id の全Code を示す簡単な棒グラフを作成します。

  1. Code を右クリックし[Chart by Code]をクリックします。[Table]ビューで列をグループ化済みの場合、例えばId は、Id でCode をチャートするオプションを選択できます。
  2. [Chart Setup]ウィンドウでチャートを描画する列を選択:x 軸に列を追加するには、[Data]ボックスの隣のボタンをクリックします。

x 軸とy 軸を選択するとチャートが描かれます。[Chart Setup]でもデータの処理が可能です。次のオプションを設定すると下図のチャートを作成できます。

  1. y 軸の合計を計算:[Data]ボックスとなりのy 軸のボタンをクリックして[Specify Calculation]を選択します。それからSUM 関数と、例えばcolumn、Shipcountry を選択します。
  2. [Summary]メニューでy 軸のサマリーを選択します。
  3. [Axis Options]セクションでチャートをカスタマイズ:'Show data points on chart' オプションを有効にするか、ラベルの角度を指定します。
Up-to-date values in the Chart Setup dialog. (Google Spreadsheets is shown.)

おわりに

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。