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Sybase Cmdlets 相談したいSybase データベースにリアルタイム連携可能なPowerShell Cmdlets。SQL Server などのDB と同感覚で使えるCmdlets でライブデータの読み、書き、更新、削除を簡単に!
CData
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Cmdlets for Sybase を使えば、PowerShell からSybase に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。
本記事では、Sybase への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。
それでは、まずはSybase への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData Sybase Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。
インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。
Import-Module SybaseCmdlets;
Connect-Sybase コマンドを使ってSybase との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。
$conn = Connect-Sybase -User "$User" -Password "$Password" -Server "$Server" -Database "$Database" -Charset "$Charset"
Sybase は、Basic 認証、Kerberos 認証、LDAP 認証などの認証方法をいくつかサポートしています。
次を設定してデータを認証し接続します。User およびPassword を設定してSybaseIQ 認証を使用します。
オプションで、UseSSL をtrue に設定することにより、TLS/SSL で接続を保護できます。
Note: 上記のCData 製品 設定でSAP SQL Anywhere のインスタンスに接続することもできます。
Kerberos 認証を活用するには、次の接続プロパティを使用してそれを有効にすることから始めます。
Kerberos 認証用に設定する必要がある接続プロパティに関しては、Kerberos の使用 情報を参照してください。
以下は接続文字列の例です。
Server=MyServer;Port=MyPort;User=SampleUser;Password=SamplePassword;Database=MyDB;Kerberos=true;KerberosKDC=MyKDC;KerberosRealm=MYREALM.COM;KerberosSPN=server-name
LDAP 認証で接続するには、LDAP 認証メカニズムを使用するようにSybase サーバーサイドを設定する必要があります。
LDAP 用にSybase を設定したら、Basic 認証と同じクレデンシャルを使用して接続できます。
これで接続設定は完了です。
接続が完了したので、Products テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。
Select-Sybase -Connection $conn -Table Products | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myProductsData.csv -NoTypeInformation
このコードでは、Select-Sybase から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。
それでは、続いてデータの削除や挿入・更新を実行してみます。
以下のように、フィルタリングで合致するレコードを削除することができます。
Select-Sybase -Connection $conn -Table Products -Where "ProductName = Konbu" | Remove-Sybase
データの挿入や更新を使って、加工やクレンジングも行えます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを読み込んで挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータを更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MyProductsUpdates.csv | %{ $record = Select-Sybase -Connection $Sybase -Table Products -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-Sybase -Connection $sybase -Table Products -Columns ("Id","ProductName") -Values ($_.Id, $_.ProductName) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-Sybase -Connection $sybase -Table Products -Columns ("Id","ProductName") -Values ($_.Id, $_.ProductName) } }
このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのSybase データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。