CData Connect Cloud でkintone データをGoogle データポータルから利用する

by 對馬陽子 | 2022年07月14日

こんにちは。マーケティング担当の對馬です。

Google データポータルはレポートやダッシュボードが作成でき、共有もスムーズに行うことが可能のため、多くのユーザーに利用されています。ダッシュボードを作成するときは、さまざまなデータを利用することでより分析を豊かにします。

CData Connect Cloud は、Google データポータルに100を超えるSaaS データを接続するクラウドサービスです。

本記事ではkintone のデータにGoogle データポータルから接続する方法をご紹介します。

必要なもの

  • kintone
  • Google データポータル
  • CData Connect Cloud

CData Connect Cloud の準備

CData Connect Cloud を用意します。30日間の無償トライアルがありますので、製品ページより申し込みください。

https://www.cdata.com/jp/cloud/

アカウントの作成方法は、以下記事をご参照ください。

https://www.cdata.com/jp/blog/connect-trial

kintone 接続設定

CData Connect Cloud でkintone に接続する設定をします。

左画面の「Connections」を開きます。

[Add Connection]を押下し、接続を追加します。

コネクタの一覧が表示されます。「kintone」を検索し、kintone アイコンを選択します。

kintone 接続設定画面が開かれます。任意の接続名を設定します。

URL、User、Password を入力します。

入力が終わりましたら、右上の[Create & Test]ボタンを押下し接続情報の保存と確認をします。以下のメッセージが表示されると接続は成功です。

Google データポータルでの設定

Google データポータルにてCData Connect Cloud の機能を利用するため、コネクタをインストールします。

左メニューから「Clients」を開きます。

CData Connect Cloud が対応しているClient ツールが一覧で表示されます。今回はGoogleデータポータルで利用するため、「Google Data Studio」アイコンもしくは「Get Started」を押下します。

Data Portal のコネクタ選択画面が開かれます。

アクセスの許可について聞かれますので、[承認]ボタンを押下します。

アカウントの選択画面が表示されます。

Connect Cloud を利用するアカウントを選択します。

コネクタ使用の承認画面が開かれます。

[承認]ボタンを押下します。

アカウントを選択します。

アクセスの許可画面が開かれます。[許可]ボタンを押下します。

データに接続するための承認をします。

アクセス許可画面が開かれます。[Accept]ボタンを押下します。

kintone データの取得

CData Connect Cloud のコネクタを使って、Google データポータルからkintone データを取得します。

SQL クエリの作成

kintone のカラムが日本語になっているため、半角に変更して取得する必要があります。カラム名を変更して取得するクエリを作成します。

CData Connect Cloud を開き、「Data Explorer」を開きます。

上部のドロップダウンで、先ほど作成したkintone 接続設定を開きます。下部にテーブル一覧が表示されるため、今回取得する「案件管理」テーブルを右上にドラッグアンドドロップします。

上部でクエリを記述し、[Execute]ボタンで下部に結果が表示されます。

 

以下のクエリを記述します。

SELECT [合計費用] as TotalCost, [顧客名] as CostomerName, [受注予定日] as Scheduled
FROM [Kintone_handson].[Kintone].[案件管理(営業支援パック)]

[Execute]でデータを確認し、クエリをコピーします。

kintone データ取得設定

Connection にて、先ほど作成したkintone 接続を選択します。

 

取得するテーブルを選択します。

クエリでカラム名を変更するので「Use custom query」にチェックし、先ほど作成したクエリを貼り付け、接続します。

データの情報が表示されます。合計金額(TotalCost)のデータタイプがテキストになっているので「数値」に変更し、[レポートを作成]ボタンでレポートを作成します。

レポートが表示されます。

表形式になっているので、横棒グラフにします。

まとめ

kintone のデータをGoogle データポータルでグラフ化できました。

Google データポータルでは、一部サービスの日本語カラムデータの読み取りに制限があるため、今回はクエリでカラム名を変更する方法をご紹介しました。他の方法として、Google Sheets を経由することでも対応することができます。

CData Connect Cloud は、100種類以上のデータソースに対応しています。30日の無償トライアルがあるので、ぜひ体感してください。 

https://www.cdata.com/jp/cloud/

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。