ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
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加藤龍彦
ウェブデベロッパー
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData の幅広い製品ラインアップを使えば、いろいろな方法でAvalara AvaTax とSQL Server のデータ連携を実現できます。
など、多様なニーズに応じて最適な製品を用意しています。すべての製品に30日間無償トライアルを用意していますので、気軽にお試しいただけます。この記事では、ODBC Driver とPowershell(またはカスタムアプリ)の合わせ技、SQL Gateway(リンクサーバー)、SSIS、CData Sync の4種類の方法をそのメリット・デメリットと共に紹介します。
PowerShell や.NET での開発経験がある方に一番簡単な方法として、CData ODBC Driver for AvalaraAvatax でCACHE クエリを実行する方法があります。CData ODBC Driver はCACHE をサポートしており、メタデータのみのキャッシュから明示的にデータを含むCACEH までを発行可能です。
詳細記事:Avalara AvaTaxデータをPowerShell script でSQL Server にレプリケートする方法
ODBC Driver for AvalaraAvatax のDSN 設定でCACHE 設定を行います。以下のようにCACHE SELECT というSQL を発行することで、選択したテーブルのデータをコピーできます。
CACHE SELECT * FROM テーブル名
簡単な.NET デスクトップアプリでCACHE クエリを定期的に発行することもできますし、記事のようにPowerShell からスクリプトで実行することもできます。PowerShell ですとWindows マシンからアプリのデプロイなどをしなくても使えますし、定期実行ができるのでお手軽です。
ODBC Driver は比較的低コストで利用できるため、手軽にAvalara AvaTax -> SQL Server の実装が可能です。とはいえバッチ連携のため、リアルタイムなAvalara AvaTax データを扱えない点は少し残念です。また、SQL を書かなければならないこと、バッチ処理を行うアプリやPowerShell スクリプトを書く必要があります。
SQL Server にはリンクサーバーといって、他のDB をSQL Server から呼び出せる統合機能があります。CData ODBC Driver for AvalaraAvatax に付属しているSQL Gateway を使えば、Avalara AvaTax データをSQL Server のリンクサーバーとして扱うことができます。物理的にAvalara AvaTax データがSQL Server に保存されるわけではありませんが、SQL Server のインターフェースでAvalara AvaTax データがSQL を使って呼び出すことができます。
詳細記事:Avalara AvaTaxデータにSQL Server のリンクサーバーとして接続
通常のODBC Driver for AvalaraAvatax のDSN 設定の後にSQL Gateway を立ち上げ、Avalara AvaTax DSN をSQL Server のサービスとして設定します。SSMS でこのサービスをリンクサーバーとして登録すると、SQL クエリでAvalara AvaTax データをリンクサーバー経由で使用することができます。 複数の.NET クライアントアプリからのAvalara AvaTax データ参照や、SQL Server データとのJOIN などに最適です。
SELECT * from リンクサーバー名.CData AvalaraAvatax Source Sys(ODBC DSN 名).AvalaraAvatax.テーブル名
SQL Server のリンクサーバーに慣れ親しんだ方には一番使いやすい利用方法です。常に最新のAvalara AvaTax データをリアルタイムにクエリできる点も優れています。SQL Server 側からのSQL で双方向連携(書き込みを含む)ができる点が大変便利です。
手間としては、SQL Gateway をサーバーにホスティングして稼働させなければならない点があります。またサーバーホスティングのため、コストは高めです。
SQL Server ユーザーでは、データ統合・ワークフローにSSIS(SQL Server Integration Services)を使っている方も多いのではないでしょうか?CData では、SSIS 向けにAvalara AvaTax への連携が可能なSSIS Component for AvalaraAvataxを提供しています。
詳細記事:Avalara AvaTaxデータをSSIS を使ってSQL Server にインポート
SSIS ユーザーであれば、Avalara AvaTax Component さえあれば簡単にSQL Server へのインポートフローを組むことができます。コンポーネントはドライバーと同程度の価格で、リーズナブルです。
SSIS 以外のETL / EAI ツールをご利用であれば、CData Drivers をETL / EAI ツールで使うだけで簡単にデータ連携が可能です。ASTERIA Warp、DataSpider、Informatica、Waha! Transformer、RACCOON、Talend など多様なETL ツールから利用できます。Avalara AvaTax とETL の連携記事は、こちらに一覧としてまとまっています(Avalara AvaTax のETL、レプリケーション & DWH 接続ガイド)。すでに利用しているツールにAvalara AvaTax Driver をアドオンするだけで連携が組めるので、ETL ツールを使っているユーザーはこちらのオプションがコスト・技術の両面で使いやすいでしょう。
以上の方法に馴染みがなく、ノーコードでAvalara AvaTax とSQL Server を連携したい場合には、CData Sync というSaaS データをDB / DWH に同期する専用のアプリケーションを使う方法がおすすめです。CData Sync はサーバーアプリケーションになっており、インストール後3ステップで手軽にレプリケーションジョブが設定できます。定期実行や細かいレプリケーションの項目設定までをGUI 操作だけで実行可能です。
詳細記事:SQL Server へのAvalara AvaTax データの自動反復レプリケーション
DB への同期専用のノーコードツールであり、他の方法に比べて使いやすさや拡張性の高さが特徴です。他の方法に比べると、コスト面は高めになります。
CData では、Avalara AvaTax とSQL Server のデータ連携を実現するための幅広い製品を用意しています。まとめると:
どの製品も日本語オンラインドキュメントおよびテクニカルサポートを用意していますので、安心してご利用いただけます。製品選定について記事だけではわからない部分がありましたら、お気軽にお問い合わせください。