DBArtisan でAzure DevOps のデータに連携

DBArtisan のウィザードを使って、Azure DevOps をデータソースとして連携利用。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-10-26

この記事で実現できるAzure DevOps 連携のシナリオ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData ODBC Driver for AzureDevOps は、DBArtisan などのデータベースツールとAzure DevOps のデータ を連携し、RDB のような感覚でAzure DevOps のデータを扱えます。 本記事では、DBArtisan 上でAzure DevOps のデータソースを作成する方法とクエリの実行方法を説明します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. Azure DevOps をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにAzure DevOps のデータを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてAzure DevOps の接続を設定、2.DBArtisan 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとAzure DevOps への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからAzureDevOps ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

インストール後にDSN 設定画面が開くので、Azure DevOps への接続に必要なプロパティを設定します。

AzureDevOps 接続プロパティの取得・設定方法

Azure DevOps アカウントに接続するには、Profile -> Organizations に移動し、アカウントの組織名を取得します。Organization プロパティをこの値に設定します。

Note: 複数のカタログやスキーマに存在するテーブル名もあります。テーブルをクエリする際は、Catalog およびSchema 接続プロパティ、または完全修飾テーブル名のいずれかでカタログとスキーマを指定する必要があります。

Azure DevOps への認証

Azure DevOps は、Basic 認証とAzure AD(OAuth ベース)認証の両方をサポートします。

Basic

Basic 認証でAzure DevOps に接続する場合、OrganizationPersonalAccessToken の両方を指定します。 パーソナルアクセストークンを生成するには、Azure DevOps 組織アカウントにログインし、Profile -> Personal Access Tokens -> New Token に移動します。生成されたトークンが表示されます。

Azure AD

Azure AD は、Microsoft のマルチテナント、クラウドベースのディレクトリおよびID 管理サービスです。 これはユーザーベースの認証で、AuthSchemeAzureAD に設定し、Organization をAzure DevOps Organization の名前に設定する必要があります。 Web アプリケーションを介したAzure AD への認証には、必ずカスタムOAuth アプリケーションの作成が必要です。 詳しい認証方法は、ヘルプドキュメント の「Azure DevOps への認証」セクションを参照してください。

次の方法で、プロジェクトにAzure DevOps のデータソースを登録します。

  1. DBArtisan で「Data Source」->「Register Datasource」と進みます。
  2. 「Generic ODBC」を選択。
  3. データソース名を入力して、DSN を選択します。Enter a name for the data source and select the DSN. The DSN of the data source to be registered. (Salesforce is shown.)
  4. ウィザードを終了してAzure DevOps への接続を完了します。Azure DevOps のエンティティが Datasource Explorer に表示されているはずです。 The Datasource Explorer. (Salesforce is shown.)

これで、他のデータベースと同じようにAzure DevOps のデータを扱うことが可能になります。 サポートされるSQL クエリは、ドライバーのヘルプドキュメントを参照してください。

The results of a query. (Salesforce is shown.)

おわりに

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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