本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →CData JDBC Driver for Box は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にBox データをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for Box を設定します。
次の手順で、Jetty とBox の接続を確立します。
Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:
java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
<Configure id='boxdemo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext">
<New id="boxdemo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource">
<Arg><Ref refid="boxdemo"/></Arg>
<Arg>jdbc/boxdb</Arg>
<Arg>
<New class="cdata.jdbc.box.BoxDriver">
<Set name="url">jdbc:box:</Set>
<Set name="OAuthClientId">MyOAuthClientId</Set>
<Set name="OAuthClientSecret">MyOAuthClientSecret</Set>
<Set name="CallbackURL">http://localhost:33333</Set>
</New>
</Arg>
</New>
</Configure>
Box は、認証にOAuth スタンダードを使用します。Box への認証には、登録アプリのOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を入力します。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
尚、本製品はBox のファイルの一覧表示やユーザー管理情報の取得用です。Box に保管されているExcel、CSV、JSON などのファイル内のデータを読み込みたい場合には、Excel Driver、CSV Driver、JSON Driver をご利用ください。
Web xml でリソースを設定します:
jdbc/boxdb
javax.sql.DataSource
Container
これで、java:comp/env/jdbc/boxdb へのルックアップでBox データにアクセスできます:
InitialContext ctx = new InitialContext();
DataSource mybox = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/boxdb");
ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI 参照してください。