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詳細はこちら →Salesforce Connect で外部Cosmos DB オブジェクトを作成・編集する方法
CData Connect Cloud とSalesforce Connect を使用して、アプリやダッシュボードからアクセスできるCosmos DB オブジェクトを作成します。
最終更新日:2023-08-17
この記事で実現できるCosmos DB 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Connect Cloud を使えば、Salesforce のようなクラウドベースのアプリケーションや、Salesforce Mobile App のようなモバイルアプリケーションからCosmos DB のデータにアクセスできます。この記事では、CData Connect Cloud とSalesforce Connect を使用して標準のSalesforce オブジェクトとともに外部のCosmos DB オブジェクトにアクセスします。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
Connect Cloud を構成する
Salesforce Connect でCosmos DB のデータをリアルタイムで操作するには、Connect Cloud からCosmos DB に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してCosmos DB のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。
(オプション)新しいConnect Cloud ユーザーの追加
必要であれば、Connect Cloud 経由でCosmos DB に接続するユーザーを作成します。
- ユーザーページに移動し、 Invite Users をクリックします。
- 新しいユーザーのE メールアドレスを入力して、 Send to invite the user をクリックします。
- ユーザーページからユーザーを確認および編集できます。
パーソナルアクセストークンの追加
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
- User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
Connect Cloud からCosmos DB に接続
CData Connect Cloud では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
- Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- Add Connection パネルから「Cosmos DB」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Cosmos DB に接続します。
CosmosDB 接続プロパティの取得・設定方法
SQL API を使ってCosmos DB アカウントに接続するために必要な接続文字列を取得するには、Azure Portal にログインして「Azure Cosmos DB」を選択し、自分のアカウントを選択します。「Settings」セクションで、「Connection String」をクリックして次の値を設定します。
- AccountEndpoint:この値は、Cosmos DB アカウントの「Keys」ブレードからのCosmos DB アカウントURL に設定してください。
- AccountKey:Azure ポータルで、Cosmos DB サービスに移動してAzure Cosmos DB アカウントを選択します。リソースメニューから、 「Keys」ページに移動します。「PRIMARY KEY」値を見つけ、Token をこの値に設定します。
- Create & Test をクリックします。
- Edit Cosmos DB Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
Connect Cloud にCosmos DB OData エンドポイントを追加する
Cosmos DB に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
- OData ページに移動し、 Add to create new OData endpoints をクリックします。
- Cosmos DB 接続(例:CosmosDB1)を選択し、Next をクリックします。
- 使用するテーブルを選択し、Confirm をクリックします。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、Salesforce Connect からCosmos DB のデータに接続できます。
外部データソースとしてCosmos DB のデータに接続する
以下のステップに従って、Connect Cloud に生成されたフィードに接続します。
- Salesforce にログインし、「Setup」->「Integrations」->「External Data Sources」とクリックします。
- 「New External Data Source」をクリックします。
- 以下のプロパティに値を入力します。
- External Data Sources:リストビューおよびレポートで使用するラベルを入力します。
- Name:個別の識別子を入力します。
- Type:「Salesforce Connect: OData 4.0」オプションを選択します。
- URL:Connect Cloud OData エンドポイントのURL(https://cloud.cdata.com/api/odata/service) を入力します。
- 「Writable External Objects」オプションを選択します。
- 「Format」メニューから「JSON」を選択します。
- 「Authentication」セクションでは、以下のプロパティを設定します。
- Identity Type:組織のすべてのメンバーが同じ認証情報を使用してConnect Cloud にアクセスする場合は、「Named Principal」を選択します。 各自の認証情報で接続する場合は、「Per User」を選択します。
- Authentication Protocol:基本認証を使用するには、「Password Authentication」を選択します。
- Certificate:Salesforce からサーバーへの通信を暗号化および認証するために使用する証明書を入力または参照します。
- Username:Connect Cloud のユーザー名を入力します。(例:[email protected])
- Password:ユーザーのPAT を入力します。

Cosmos DB オブジェクトを同期する
外部データソースを作成したら、以下のステップに従って、データソースへの変更を反映するCosmos DB 外部オブジェクトを作成します。Cosmos DB 外部オブジェクトの定義をCosmos DB テーブルの定義と同期します。
- 作成した外部データソースのリンクをクリックします。
- 「Validate and Scan」をクリックします。
- 外部オブジェクトとして使用するCosmos DB テーブルを選択します。

Cosmos DB のデータにSalesforce オブジェクトとしてアクセスする
Cosmos DB のデータを外部データソースとして追加し、Cosmos DB テーブルを外部オブジェクトとして同期すると、標準のSalesforce オブジェクトと同じように外部Cosmos DB オブジェクトを使用できるようになります。
-
フィルタリストビューを使用して新しいタブを作成します。
-
外部オブジェクトのレポートを作成します。
-
Salesforce ダッシュボードから、Cosmos DB オブジェクトを作成、アップデート、および削除します。
クラウドアプリケーションからCosmos DB のデータへのアクセスを簡単に
これで、Salesforce からCosmos DB のデータへリアルタイムでクラウドベースの接続が可能です。Salesforce のようなクラウドアプリケーションから簡単に100を超えるSaaS、ビッグデータ、NoSQL ソースのデータにアクセスする方法の詳細については、Connect Cloud ページを参照してください。