製品をチェック

製品の詳細・30日間の無償トライアルはこちら

CData Connect

Infragistics Reveal でDB2 データを分析

CData Connect Server を使用してDB2 の上にOData API を作成し、Ingragistics Reveal でリアルタイムDB2 データをビジュアライズします。

杉本和也
リードエンジニア

最終更新日:2022-10-01

こんにちは!リードエンジニアの杉本です。

Reveal は、Infragistics が提供するデータビジュアライゼーションツールであり、CData Connect Server およびDB2 Connector と組み合わせることでDB2 データから動的なダッシュボードを構築できます。CData Connect Server は、DB2 の仮想データベースを作成し、DB2 のOData API(Reveal でネイティブに使用可能)を生成するために使用できます。この記事では、Connect Server でのDB2 への接続と、Infragistics Reveal からのConnect Server への接続について説明し、簡単なダッシュボードを作成します。

Connect Server ユーザーの追加

Reveal からConnect Server を介してDB2 に接続するユーザーを作成します。

  1. 「Users」->「 Add」とクリックします。
  2. ユーザーを構成します。 Creating a new user
  3. 「Save Changes」をクリックして新しいユーザーの認証トークンをメモします。 Connect Server users

Connect Server からDB2 に接続

CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。

  1. Connect Server を開き、「Databases」をクリックします。 データベースを追加
  2. 「Available Data Sources」から「DB2」を選択します。
  3. 必要な認証プロパティを入力し、DB2 に接続します。

    DB2 への接続には以下を入力します:

    • Server: DB2 が稼働しているサーバー。
    • Port: DB2 サーバーのポート。
    • Database: DB2 のデータベース。
    • User: DB にアクセスする権限のあるユーザー名。
    • Password: DB にアクセスする権限のあるユーザーのパスワード。

    対応するDB2 のドライバーをインストールする必要があります。

    • Windows: IBM Data Server Provider for .NET

      Windows では、IBM Data Server Provider をインストールするだけで十分です。インストールがmachine.config への書き込みを行います。

    • Java: IBM Data Server Driver for JDBC

      Java では、IBM Data Server Driver JAR をアプリケーションのwww\WEB-INF\lib\ フォルダに配置する必要があります。

    パスワード方式によるSSH 接続

    パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。

    • User: DB2 のユーザ
    • Password: DB2 のパスワード
    • Database: DB2 の接続先データベース
    • Server: DB2 のサーバー
    • Port: DB2 のポート
    • UserSSH: "true"
    • SSHAuthMode: "Password"
    • SSHPort: SSH のポート
    • SSHServer: SSH サーバー
    • SSHUser: SSH ユーザー
    • SSHPassword: SSH パスワード

    接続文字列形式では以下のようになります。

    Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=testUseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;

    公開鍵認証方式方式によるSSH 接続

    公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。

    • User: DB2 のユーザ
    • Password: DB2 のパスワード
    • Database: DB2 の接続先データベース
    • Server: DB2 のサーバー
    • Port: DB2 のポート
    • UserSSH: "true"
    • SSHAuthMode: "Public_Key"
    • SSHClientCertType: キーストアの種類
    • SSHPort: SSH のポート
    • SSHServer: SSH サーバー
    • SSHUser: SSH ユーザー
    • SSHClientCert: 秘密鍵ファイルのパス

    接続文字列形式では以下のようになります。

    Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=test;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem; Configuring a connection (Salesforce is shown).
  4. Test Database 」をクリックします。
  5. 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。(Reveal に必要なのは、SELECT のみです。)

Connect Server にDB2 OData エンドポイントを追加する

DB2 に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。

  1. 「OData」->「Tables」->「Add Tables」とクリックします。 Adding a new resource
  2. DB2 データベースを選択します。 Selecting a connection (Salesforce is shown)
  3. 使用するテーブルを選択し、「Next」をクリックします。 Selecting a Table (Salesforce is shown)
  4. (オプション)リソースを編集して特定のフィールドなどを選択します。
  5. 設定を保存します。

(オプション)Cross-Origin Resource Sharing (CORS) を構成する

Ajax などのアプリケーションから複数の異なるドメインにアクセスして接続すると、クロスサイトスクリプティングの制限に違反する恐れがあります。その場合には、「OData」->「Settings」でCORS 設定を変更します。

  • Enable cross-origin resource sharing (CORS):ON
  • Allow all domains without '*':ON
  • Access-Control-Allow-Methods:GET, PUT, POST, OPTIONS
  • Access-Control-Allow-Headers:Authorization

設定への変更を保存します。

Configuring CORS settings

Reveal でダッシュボードを作成

Connect Server を構成すると、Reveal でDB2 データをビジュアライズできます。

  1. Reveal にログインし、「Dashboards」->「 New」とクリックします。 Adding a new dashboard
  2. Data Source」->「OData Feed」とクリックします。 Adding a new OData data source
  3. 「API」->「Discovery」->「Base URL」でConnect Server API エンドポイントURLを指定します。(例:https://www.cdatacloud.com/myinstance/api.rscConfiguring the OData URL
  4. 「Generic Credentials」を選択し、Connect Server のユーザー名と認証トークンを指定します。 Configuring the credentials
  5. ビジュアライズするエンティティを選択します。 Selecting an entity to visualize (Salesforce is shown.)
  6. フィールドを選択し、チャートの種類を選択します。 Visualizing data in Reveal (Salesforce is shown.)

詳細と無料トライアル

これで、リアルタイムDB2 データから簡単なダッシュボードが作成できました。DB2 (および150 を超えるほかのソース)からのOData フィードの作成方法の詳細については、Connect Server ページにアクセスしてください。30 日間無料トライアルをダウンロードしてOData API を使用するツールでDB2 データをリアルタイムに活用しましょう。

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。