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こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for Domino と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムHCL Domino のデータと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でHCL Domino の仮想データソースを作成する手順を紹介します。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムHCL Domino のデータを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。HCL Domino にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をHCL Domino に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってHCL Domino のデータを操作および分析できます。
Denodo からリアルタイムHCL Domino のデータに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。
Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。
jdbc:domino:Server=https://domino.corp.com;Database=names.nsf;Port=3002;SSLClientCertType=PEMKEY_FILE;SSLClientCert=full_path_of_certificate.pem;SSLServerCert=*
Database URI の作成については以下を参照してください。
JDBC URL の作成の補助として、HCL Domino JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.domino.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
Domino のデータに接続するには、以下のプロパティを設定してください。
Domino は、ログインクレデンシャルまたはAzure Active Directory OAuth アプリケーションを使用した認証をサポートしています。
ログインクレデンシャルで認証するには、以下のプロパティを設定してください:
ドライバーはログインクレデンシャルを使用して、自動的にOAuth トークン交換を実行します。
この認証方法は、Azure Active Directory をIdP として使用してJWTトークンを取得します。Azure Active Directory にカスタムのアプリケーションを作成し、それをIdP として設定する必要があります。そのためには、ヘルプドキュメントの指示に従ってください。その後、以下のプロパティを設定します。
テナントID は、Azure ポータルのAzure Active Directory > プロパティページに表示されているディレクトリID と同じです。
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するHCL Domino のデータの基本ビューを作成できます。
SELECT * FROM cdata_domino_byname CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムHCL Domino のデータを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でHCL Domino にクエリを実行できます。
CData JDBC Driver for Domino の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムHCL Domino のデータの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。