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HCL Domino ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートする多様なツールからHCL Domino にデータ連携。

DB のようにHCL Domino データへODBC インターフェースでアクセス可能に。

DBArtisan でHCL Domino データに連携

DBArtisan のウィザードを使って、HCL Domino をデータソースとして連携利用。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-10-26
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CData

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DB Artisan ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData ODBC Driver for Domino は、DBArtisan などのデータベースツールとHCL Domino データ を連携し、RDB のような感覚でHCL Domino データを扱えます。 本記事では、DBArtisan 上でHCL Domino データソースを作成する方法とクエリの実行方法を説明します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. HCL Domino をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにHCL Domino データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてHCL Domino の接続を設定、2.DBArtisan 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとHCL Domino への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからDomino ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

インストール後にDSN 設定画面が開くので、HCL Domino への接続に必要なプロパティを設定します。

Domino への接続

Domino のデータに接続するには、以下のプロパティを設定してください。

  • URL: Domino データベースをホスティングしているサーバーのホスト名、またはIP を入力します。サーバーのポート番号を含めてください。例えば、http://sampleserver:1234/
  • DatabaseScope: Domino Web UI 内のスコープ名を入力します。ドライバーは、ここで指定したスコープによって制御されるスキーマの、フォームとビューを公開します。Domino Admin UI で、サイドバーからScopes メニューを選択します。このプロパティを、既存のスコープ名に設定します。

Domino での認証

Domino は、ログインクレデンシャルまたはAzure Active Directory OAuth アプリケーションを使用した認証をサポートしています。

ログインクレデンシャル

ログインクレデンシャルで認証するには、以下のプロパティを設定してください:

  • AuthScheme: これを"OAuthPassword" に設定します
  • User: 認証するDomino ユーザーのユーザー名
  • Password: 認証するDominoユ ーザーに関連付けられたパスワード

ドライバーはログインクレデンシャルを使用して、自動的にOAuth トークン交換を実行します。

AzureAD

この認証方法は、Azure Active Directory をIdP として使用してJWTトークンを取得します。Azure Active Directory にカスタムのアプリケーションを作成し、それをIdP として設定する必要があります。そのためには、ヘルプドキュメントの指示に従ってください。その後、以下のプロパティを設定します。

  • AuthScheme: これを"AzureAD" に設定します
  • InitiateOAuth: これをGETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使用すると、OAuth 交換の繰り返しやOAuthAccessToken の手動設定を避けることができます。
  • OAuthClientId: カスタムOAuth アプリケーションのセットアップ時に取得したクライアントID
  • OAuthClientSecret: カスタムOAuth アプリケーションのセットアップ時に取得したクライアントシークレット
  • CallbackURL: アプリ登録時に定義したリダイレクトURI。例えば、https://localhost:33333
  • AzureTenant: データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。companyname.microsoft.com 形式の値またはテナントID のいずれかを指定してください。

    テナントID は、Azure ポータルのAzure Active Directory > プロパティページに表示されているディレクトリID と同じです。

次の方法で、プロジェクトにHCL Domino データソースを登録します。

  1. DBArtisan で「Data Source」->「Register Datasource」と進みます。
  2. 「Generic ODBC」を選択。
  3. データソース名を入力して、DSN を選択します。Enter a name for the data source and select the DSN. The DSN of the data source to be registered. (Salesforce is shown.)
  4. ウィザードを終了してHCL Domino への接続を完了します。HCL Domino のエンティティが Datasource Explorer に表示されているはずです。 The Datasource Explorer. (Salesforce is shown.)

これで、他のデータベースと同じようにHCL Domino データを扱うことが可能になります。 サポートされるSQL クエリは、ドライバーのヘルプドキュメントを参照してください。

The results of a query. (Salesforce is shown.)

おわりに

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。