ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
SAP Analytics Cloud は、クラウドベースのビジネスインテリジェンスプラットフォームです。CData Connect Cloud は、Dynamics CRM へのリアルタイム接続を作成し、Dynamics CRM のOData API(Analytics Cloud でネイティブにサポート)を生成するために使用できます。SAP Analytics Cloud をCData Connect Cloud と組み合わせることで、すべてのSaaS およびクラウドベースのビッグデータとNoSQL ソースへの、データを移行したり統合したりする必要のないクラウド間接続が可能になります。ほかのOData サービスと同様に、Connect Cloud に接続するだけで、すべてのデータに瞬時にリアルタイムアクセスできます。
この記事では、SAP Analytics Cloud からCData Connect Cloud 経由でDynamics CRM に接続し、モデルと簡単なダッシュボードを作成する手順を説明します。
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
SAP Analytics Cloud でDynamics CRM データをリアルタイムで操作するには、Connect Cloud からDynamics CRM に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してDynamics CRM データのOData エンドポイントを作成する必要があります。
Dynamics CRM に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
必要であれば、Connect Cloud 経由でDynamics CRM に接続するユーザーを作成します。
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
CData Connect Cloud では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
Dynamics CRM では、インスタンスごとに接続文字列の設定が必要です。 Authentication セクションでは、有効なDynamics CRM のUser、Password の入力、およびDynamics CRM Server Organization root のURL を設定します。さらに、CRMVersion プロパティに、'CRM2011+' もしくは'CRMOnline' を設定します。IFD コンフィグレーションもサポートされていますので、InternetFacingDeployment をTRUE に設定してください。
また、Security Token Service(STS)、もしくはAD FS エンドポイントをSTSURL プロパティに設定することもできます。 この値はGetSTSUrl ストアドプロシージャで取得できます。 Office 365 ユーザーはデフォルトSTS URL にCRMVersion の設定だけで接続することができます。
Dynamics CRM に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、SAP Analytics Cloud からDynamics CRM データに接続できます。
Dynamics CRM への接続が設定されてOData エンドポイントが作成されると、SAP Analytics Cloud でDynamics CRM データのモデルを作成できるようになります。
モデルが作成されたら、Dynamics CRM データを使用してSAP Analytics Cloud でダッシュボードを作成できるようになります。
これで、リアルタイムのDynamics CRM データから簡単で強力なダッシュボードが作成できました。Dynamics CRM(および100を超えるほかのデータソース)からのOData フィードの作成方法の詳細については、Connect Cloud ページにアクセスしてください。無償トライアルにサインアップして、SAP Analytics Cloud でリアルタイムDynamics CRM データの操作をはじめましょう。