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Amazon DynamoDB ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなAmazon DynamoDB NoSQL データベースデータに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC ドライバーインターフェースを使用して、データベースのようにDynamoDB データにアクセスし、NoSQL テーブルの読み、書き、更新を実行できます。
杉本和也
リードエンジニア
ODBC Driver
UiPath は高機能なRPA(Robotic Process Automation)製品です。UiPath Studio を使うことで、RPA プログラムをノーコードで開発できます。CData ODBC Driver を使えば、コーディングなしでUiPath からAmazon DynamoDB への接続を作成し、連携フローに組み込めます。CData ODBC Driver は、UiPath からODBC Driver に対して発行されたSQL をAmazon DynamoDB へのリアルタイムリクエストに変換し、レスポンスをテーブルデータとして取得します。
この記事では、UiPath Studio を使ってAmazon DynamoDB に連携するRPA プログラムを作成します。
データベース接続用アクティビティを利用してCData ODBC Driver for AmazonDynamoDB に接続し、Amazon DynamoDB のLead データを取得するSQL を実行。取得したデータをCSV 書き込みアクティビティを利用して、CSV 出力するRPA プロジェクトを作成します(以下は完成したフローチャート)。
まずは、CData ODBC Driver for AmazonDynamoDB を対象のマシンにインストールします。本記事のサイドバーに無償トライアルへのリンクがあるので、ご利用ください。インストール後、ODBC DSN Amazon DynamoDB で接続プロパティを設定します。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および設定できます。
Amazon DynamoDB への接続には、AccessKey、SecretKey、オプションでDomain とRegion を設定します。 AWS サービスアカウントのセキュリティクレデンシャルページでAccessKey とSecretKey を取得できます。 Region は、DynamoDB にログインしている時の左上に表示されています。
これで、UiPath Studio にAmazon DynamoDB データを接続する準備は完了です。では、実際にプロジェクトを作成していきましょう。
データベース関連のアクティビティが追加できたので、次にAmazon DynamoDB への接続を設定してデータを取り出すための、「クエリを実行」アクティビティを追加します。
"SELECT * FROM Lead;"
最後に、出力したデータをCSV に書き込むためのアクティビティを作成します。アクティビティの設定画面から以下の項目を指定してください。
あとは各アクティビティを紐付ければ、Amazon DynamoDB データを出力するRPA プロジェクトの作成は完了です。
リボンから「実行」を選択してクリックすると、フローが実行されます。無事、Amazon DynamoDB データを持ったCSV ファイルが作成されていました!もちろん取得したデータは、CSV 作成以外にもさまざまなフローに組み込んで使用できます。
このようにCData ODBC Drivers を利用して、簡単にUiPath Studio でAmazon DynamoDB に連携するフローを作成することができました。CData ではAmazon DynamoDB 以外にも270種類以上のデータソース向けのドライバーを提供しています。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。