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Elasticsearch JDBC Driver

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ETL/ELT のEmbulk を使ってElasticsearch データをDB にロードする方法


OSS のETL/ELT ツールEmbulk のJDBC Plugin を使って、Elasticsearch データを簡単にDM に同期する方法。


杉本和也
リードエンジニア

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JDBC Driver

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Embulk ロゴ画像

Embulk は、大量のデータをDB、クラウドデータストア、DWH にロードできるオープンソースETL ツールです。近頃のトレンドでは、1社で複数のオンプレアプリやSaaS を使っており、データ分析にはETL/ELT ツールを使ってデータを丸ごとDB/DWH にロードしてから、分析やビジュアライズをすることが主流になっています。Embulk には、いろいろなプラグインがあり、多様なInput とOutput 処理をサポートしています。この記事では、Embulk のJDBC Input Plugin と CData Driver for Elasticsearch を使って、Elasticsearch のデータを簡単にDB にロードします。この例ではロード先のDB にはMySQL を使います。

Embulk でCData JDBC Driver for Elasticsearch データをロード

  • CData JDBC Driver for Elasticsearch をEmbulk と同じマシンにインストールします。
  • 以下のパスにJDBC Driver がインストールされます。後ほどこのパスを使います。
    C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Elasticsearch 2019J\lib\cdata.jdbc.elasticsearch.jar
  • 次に、EmbulkとCData JDBC Driverをつなぎこむための、JDBC Input Plugin をインストールします。
    https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc
  • embulk gem install embulk-input-jdbc
  • 今回はロード先DB としてMySQL を使います。ほかにもSQL Server、PostgreSQL、Google BigQuery などを使うことも可能です。
    https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysql embulk gem install embulk-output-mysql
  • config ファイルを作成し、Elasticsearch -> MySQL のジョブを作成します。elasticsearch-mysql.yml というファイル名で作成しました。
  •             
                    in:
                        type: jdbc
                        driver_path: C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Elasticsearch 2019J\lib\cdata.jdbc.elasticsearch.jar
                        driver_class: cdata.jdbc.elasticsearch.ElasticsearchDriver
                        url: jdbc:elasticsearch:Server=127.0.0.1;Port=9200;User=admin;Password=123456;
                        table: "Orders"
                    out: 
                        type: mysql
                        host: localhost
                        database: DatabaseName
                        user: UserId
                        password: UserPassword
                        table: "Orders"
                        mode: insert
                
            
  • ポイントはJDBC URLです。

    接続するには、Server およびPort 接続プロパティを設定します。 認証には、User とPassword プロパティ、PKI (public key infrastructure)、またはその両方を設定します。 PKI を使用するには、SSLClientCert、SSLClientCertType、SSLClientCertSubject、およびSSLClientCertPassword プロパティを設定します。

    本製品は、認証とTLS/SSL 暗号化にX-Pack Security を使用しています。TLS/SSL で接続するには、Server 値に'https://' を接頭します。Note: PKI を 使用するためには、TLS/SSL およびクライアント認証はX-Pack 上で有効化されていなければなりません。

    接続されると、X-Pack では、設定したリルムをベースにユーザー認証およびロールの許可が実施されます。

  • テーブル名は取得したいテーブル名を入れます。
  • これで準備完了です。あとは「embulk run」で実行するだけです。
  • embulk run elasticsearch-mysql.yml
  • 実行後、MySQL Workbenchからテーブルを確認してみると、データが取得できているはずです。

クエリ条件でフィルタリングしたデータのロード

ちなみに、上記の例ではテーブル名を直接指定しましたが、以下のようにSQL Queryを書いてもいいです。 Where句で作成日や修正日を指定すれば、最新のデータだけを対象にすることも可能です。

        
            in:
            type: jdbc
            driver_path: C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Elasticsearch 2019J\lib\cdata.jdbc.elasticsearch.jar
            driver_class: cdata.jdbc.elasticsearch.ElasticsearchDriver
            url: jdbc:elasticsearch:Server=127.0.0.1;Port=9200;User=admin;Password=123456;
                query: "SELECT OrderName, Freight FROM Orders WHERE [RecordId] = 1"
            out: 
                type: mysql
                host: localhost
                database: DatabaseName
                user: UserId
                password: UserPassword
                table: "Orders"
                mode: insert
        
    

CData JDBC Driver for Elasticsearch をEmbulk で使うことで、Elasticsearch コネクタとして機能し、簡単にデータを取得して同期することができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。