本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →CData JDBC Driver for ExcelServices はJDBC 標準をサポートするビジネスインテリジェンスおよびデータマイニングツールからライブSharePoint Excel Services に接続することを可能にします。この記事では、SharePoint Excel Services をSpagoBI Studio のレポートに統合し、SpagoBI サーバーでホストする方法を説明します。
以下のステップに従ってSpagoBI サーバーでJDBC data source for ExcelServices を作成します。
SharePoint Excel Services ドライバーリソースをコンテクストに追加します。以下のリソース定義をserver.xml の[GlobalNamingResources]要素に追加できます。
<Resource name="jdbc/excelservices" auth="Container" type="javax.sql.DataSource" driverclassname="cdata.jdbc.excelservices.ExcelServicesDriver" factory="org.apache.tomcat.jdbc.pool.DataSourceFactory" maxactive="20" maxidle="10" maxwait="-1"/>
<ResourceLink global="jdbc/excelservices" name="jdbc/excelservices" type="javax.sql.DataSource"/>
SpagoBI サーバーのリソースにドライバーを追加した後、データソースを追加します。SpagoBIで[Resources]->[Data Source]->[Add]と進み、以下の情報を入力します。
Authentication セクションのURL、User、およびPassword プロパティを、SharePoint Online、SharePoint 2010、SharePoint 2013 の有効なクレデンシャルに設定します。さらに、Library プロパティを有効なSharePoint Document ライブラリに設定し、File プロパティを指示されたライブラリの有効な.xlsx ファイルに設定する必要があります。
JDBC URL の構成については、SharePoint Excel Services JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.excelservices.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は一般的なJDBC URL です。
jdbc:excelservices:URL=https://myorg.sharepoint.com;User=admin@myorg.onmicrosoft.com;Password=password;File=Book1.xlsx;
以下のステップに従い、SpagoBI StudioでSharePoint Excel Services に基づいたレポートを作成します。SQL クエリの結果をチャートに挿入するデータセットを作成します。次のセクションでは、このレポートをSpagoBI サーバーでホストします。
初めに、SpagoBI Studio のレポートからSharePoint Excel Services に接続してください。
jdbc:excelservices:URL=https://myorg.sharepoint.com;User=admin@myorg.onmicrosoft.com;Password=password;File=Book1.xlsx;
必要な接続プロパティを取得するためのガイドについては、ドライバーヘルプの[Getting Started]チャプターを見てください。
SharePoint Excel Services に接続した後、SQL クエリの結果を含むデータセットを作成します。
SELECT Name, AnnualRevenue FROM Account
データセットを使用して、レポートオブジェクトにデータを入力できます。以下のステップに従って、チャートを作成します。
以下のステップに従って、SpagoBI サーバーでライブSharePoint Excel Services に基づいてドキュメントをホストできます。前のセクションで作成したレポートをテンプレートとして使用します。レポートユーザーがライブデータにアクセスできるようにするには、サーバー上のSharePoint Excel Services JDBC データソースに置き換えられるプレースホルダパラメータを作成します。
[Property Binding]ノードで、JDBC Driver のURL バインディングプロパティurl パラメータに設定します。プロパティのボックスをクリックします。[Category]セクションで[Report Parameters]を選択します。[Subcategory]セクションで[All]を選択し、パラメータをダブルクリックします。
JavaScript構文に以下のように入力することもできます。
params["url"].value
続いて、SpagoBI サーバーでレポート用の新しいドキュメントを作成します。
[Template]セクションで、[Choose File]をクリックします。レポートプロジェクトを含むフォルダに移動します。.rptdesign ファイルを選択します。
Noteプロジェクトへのパスは、プロジェクトプロパティで確認できます。
サーバーでレポートを実行すると、プレースホルダurl パラメータがサーバーで定義されたJDBC URL に置き換えられます。