ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →杉本和也
リードエンジニア
NEXACRO BEYOND は UI/UX に特化したローコード開発ツールおよびその実行基盤です。この記事では、CData Connect Cloud を経由して NEXACRO BEYOND からFacebook に連携し、アプリを開発する方法を紹介します。
CData Connect Cloud は、Facebook データのクラウド to クラウドの仮想OData インターフェースを提供し、NEXACRO BEYOND からリアルタイムにFacebook データへ連携することができます。
NEXACRO BEYOND でFacebook データをリアルタイムで操作するには、Connect Cloud からFacebook に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してFacebook データのOData エンドポイントを作成する必要があります。
必要であれば、Connect Cloud 経由でFacebook に接続するユーザーを作成します。
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
CData Connect Cloud では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
Facebook はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。 ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。 接続すると、本製品はデフォルトブラウザでFacebook OAuth エンドポイントを開きます。ログインして、本製品にアクセス許可を与えます。本製品がOAuth プロセスを完了します。 他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
Facebook に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
コネクションとOData エンドポイントが構成されたら、NEXACRO BEYOND からFacebook に接続できるようになります。
Web API の準備が整ったのでNEXACRO BEYOND によるアプリケーション開発を進めていきます。NEXACRO BEYOND のアプリケーションは NEXACRO Studio というツールを用いて開発します。
プロジェクトを作成したら、一覧画面を表示するためのForm を作成しておきます。
続いてWeb API との通信の部分を作り込んでいきます。NEXACRO BEYOND ではDataObject という機能を用いて、JSON フォーマットのWeb API との通信やデータ制御を行うようになっています。
今回は最終的に一覧画面を作るわけですが、一覧画面のコンポーネントはJSON のように不定形なオブジェクトだとバインディングすることができません。
そこで、一度DataObject を「Dataset」という画面上で利用できるオブジェクトにマッピングしてあげた上で、UI 上で表示できるようにします。
最後に一覧表示用のGrid を配置して、取得したデータを表示してみましょう。
このように、CData Connect Cloud を経由することで、API 側の複雑な仕様を意識せずにAPI 連携アプリをNEXACRO BEYOND で開発できます。他にも多くのデータソースに対応するCData Connect Cloud の詳細をこちらからご覧ください。