こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Microsoft Excel 365 はMicrosoft Excel のクラウドネイティブバージョンです。CData Connect Cloud と組み合わせることで、Excel 365 からFacebook Ads データに即座にアクセスして分析、共有、表計算などの用途に使用できます。この記事では、Connect Cloud でFacebook Ads に接続し、Excel 365 シートからFacebook Ads データにアクセスする方法を説明します。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
CData Connect Cloud の特徴
Connect Cloud は、以下の特徴を持つクラウドアプリ間のリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- クラウドアプリ間の連携機能を提供し、Excel 365 からFacebook Ads データへのリアルタイムアクセスを簡単に実現。
- Microsoft 認定のConnect Cloud アドインを使用するだけで、ノーコードでテーブルを取得・更新でき、自分でカスタムクエリを書くことも可能。
- データ処理のパフォーマンスも最適化されており、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタリング、JOIN など)をFacebook Ads に直接発行し、サーバーサイドで処理したFacebook Ads データを高速で取得。
サインアップが完了したら、以下のステップを実行することでFacebook Ads データにアクセスできます。
Connect Cloud からFacebook Ads への接続
CData Connect Cloud では、直感的なUI を使ってコーディングなしでデータソースに接続できます。
- Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「Facebook Ads」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Facebook Ads に接続します。
Facebook Ads 接続プロパティの取得・設定方法
ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook
への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL
を取得することもできます。
の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。
- Target:Facebook データのテーブルのいくつかはターゲットでフィルタリングできます。例えば、動画のコメントを取得するにはターゲットに動画のID
を指定します。このプロパティは、クエリ結果を指定されたターゲットに合致するレコードにフィルタリングします。Target カラムを使ってクエリ毎にこの制限をかけることができます。
- AggregateFormat:CData 製品は、いくつかのカラムを文字列集合として返します。例えば、エンティティのいいねデータは集計されて返されます。デフォルトでは、CData 製品はJSON
で集計カラムを返します。集計をXML で返すことも可能です。
- RetryLevel:このプロパティを使用して、特定の広告インサイトのクエリとエラーに対するクエリの自動再試行を制御します。
- Create & Test をクリックします。
- 「Add Facebook Ads Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
コネクションの設定が完了したら、Excel 365 からFacebook Ads データに接続できます。
Facebook Ads のリアルタイムデータにExcel 365 からアクセス
以下のステップでは、Excel 365 からCData Connect Cloud に接続して新しいFacebook Ads データソースを作成する方法を説明します。
- Excel 365 にログインして、新しいシートを作成、または既存のシートを開きます。
- 「Insert」をクリックして「Office Add-ins」をクリックします(すでにアドインをインストールしている場合は、ステップ4に進んでください)。
- CData Connect Cloud アドインを検索してインストールします。
- 「Data」をクリックしてCData Connect Cloud アドインを開きます。
- アドインのパネルで、「Authorize」をクリックしてご利用のCData Connect Cloud インスタンスを認証します。
- Excel 365 のCData Connect Cloud パネルで、「IMPORT」をクリックします。
- コネクション(例:FacebookAds1)、テーブル(例:AdAccounts)、カラムを選択してインポートします。
- オプションでFilters(フィルタ)、Sorting(ソート)、Limit(取得数制限)の設定を追加することもできます。
- 「Execute」をクリックしてデータをインポートします。
クラウドアプリケーションからFacebook Ads データへのライブアクセス
以上で、Excel 365 ブックからFacebook Ads リアルタイムデータへのクラウド連携を実現できます。データをさらに追加して表計算、集計、共有などの用途に使用できます。
クラウドアプリケーションから、ノーコードで150を超えるSaaS 、ローコードアプリ、NoSQL データソースへのリアルタイムデータアクセスを実現するには、CData Connect Cloud の30日間無償トライアルをぜひお試しください。