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詳細はこちら →JRuby からFacebook Ads にデータ連携
リアルタイムFacebook Ads に連携するシンプルなJRuby アプリケーションを作成します。
最終更新日:2022-10-23
この記事で実現できるFacebook Ads 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
JRuby はRuby プログラミング言語の高性能で安定した、完全にスレッド化されたJava 実装です。CData JDBC Driver for FacebookAds を使用すると、JRuby からリアルタイムFacebook Ads へのデータ連携を簡単に実装できます。ここでは、Facebook Ads に接続し、クエリを実行して結果を表示する簡単なJRuby アプリを作成する方法を説明します。
Facebook Ads のデータにJDBC で接続
アプリを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所をメモします。 (通常はC:\Program Files\CDatat\CData JDBC Driver for FacebookAds\libにあります。)
JRuby は、JDBC をネイティブにサポートしているため、簡単にFacebook Ads に接続してSQL クエリを実行できます。java.sql.DriverManager クラスのgetConnection 関数を使用してJDBC 接続を初期化します。
Facebook Ads 接続プロパティの取得・設定方法
ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を取得することもできます。
の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。
- Target:Facebook データのテーブルのいくつかはターゲットでフィルタリングできます。例えば、動画のコメントを取得するにはターゲットに動画のID を指定します。このプロパティは、クエリ結果を指定されたターゲットに合致するレコードにフィルタリングします。Target カラムを使ってクエリ毎にこの制限をかけることができます。
- AggregateFormat:CData 製品は、いくつかのカラムを文字列集合として返します。例えば、エンティティのいいねデータは集計されて返されます。デフォルトでは、CData 製品はJSON で集計カラムを返します。集計をXML で返すことも可能です。
- RetryLevel:このプロパティを使用して、特定の広告インサイトのクエリとエラーに対するクエリの自動再試行を制御します。
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構成については、Facebook Ads JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.facebookads.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

以下はFacebook Ads の一般的なJDBC 接続文字列です。
jdbc:facebookads:InitiateOAuth=GETANDREFRESH
Facebook Ads のデータへの接続性を持つJRuby アプリを作成
新しいRuby ファイル(例: FacebookAdsSelect.rb) を作成してテキストエディタで開き、次のコードをファイルにコピーします。
require 'java'
require 'rubygems'
require 'C:/Program Files/CData/CData JDBC Driver for FacebookAds 2018/lib/cdata.jdbc.facebookads.jar'
url = "jdbc:facebookads:InitiateOAuth=GETANDREFRESH"
conn = java.sql.DriverManager.getConnection(url)
stmt = conn.createStatement
rs = stmt.executeQuery("SELECT AccountId, Name FROM AdAccounts")
while (rs.next) do
puts rs.getString(1) + ' ' + rs.getString(2)
end
ファイルが完成したら、コマンドラインからファイルを実行するだけでJRuby でFacebook Ads を表示できるようになります。
jruby -S FacebookAdsSelect.rb
SQL-92 クエリをFacebook Ads に書き込むと、Facebook Ads を独自のJRuby アプリケーションに素早く簡単に組み込むことができます。今すぐ無料トライアルをダウンロードしましょう。