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JDBI からFHIR データ のデータアクセスオブジェクトを作成

JDBI でFHIR データ 用のSQL オブジェクトAPIを作成する方法を概説します。

加藤龍彦
ウェブデベロッパー

最終更新日:2022-05-25
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CData

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JDBI ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

JDBI は、Fluent スタイルとSQL オブジェクトスタイルという2つの異なるスタイルAPI を公開する、Java 用のSQL コンビニエンスライブラリです。CData JDBC Driver for FHIR は、Java アプリケーションとリアルタイムFHIR データ のデータ連携を実現します。これらの技術を組み合わせることによって、FHIR データ へのシンプルなコードアクセスが可能になります。ここでは、基本的なDAO(Data Access Object )とそれに付随するFHIR データ の読み書きのためのコードの作成について説明します。

FHIR Patient Entity のDAO を作成

以下のインターフェースは、実装されるSQL ステートメントごとに単一のメソッドを作成するためのSQL オブジェクトの正しい動作を宣言します。

public interface MyPatientDAO { //request specific data from FHIR (String type is used for simplicity) @SqlQuery("SELECT [name-use] FROM Patient WHERE [address-city] = :[address-city]") String find[name-use]By[address-city](@Bind("[address-city]") String [address-city]); /* * close with no args is used to close the connection */ void close(); }

FHIR への接続を開く

必要な接続プロパティを収集し、FHIR に接続するための適切なJDBC URL を作成します。

URL をFHIR サーバーのService Base URL に設定します。これは接続したいFHIR サーバーでリソースが定義されているアドレスです。ConnectionType をサポートされている接続タイプに設定します。ContentType をドキュメントのフォーマットに設定します。AuthScheme をFHIR サーバーの認証要件に基づいて設定します。

汎用、Azure ベース、AWS ベース、およびGoogle ベースのFHIR サーバー実装がサポートされます。

Service Base URL のサンプル

  • 汎用:http://my_fhir_server/r4b/
  • Azure:https://MY_AZURE_FHIR.azurehealthcareapis.com/
  • AWS:https://healthlake.REGION.amazonaws.com/datastore/DATASTORE_ID/r4/
  • Google:https://healthcare.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/datasets/DATASET_ID/fhirStores/FHIR_STORE_ID/fhir/

汎用FHIR インスタンス

CData 製品はFHIR のカスタムインスタンスへの接続をサポートします。カスタムFHIR サーバーへの認証はOAuth で行います(OAuth の詳細はヘルプドキュメントを参照してください)。カスタムFHIR インスタンスに接続する前に、ConnectionTypeGenericに設定する必要があります。

ビルトイン接続文字列デザイナー

JDBC URL の構成については、FHIR JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.fhir.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

Using the built-in connection string designer to generate a JDBC URL (Salesforce is shown.)

FHIR の接続文字列は、通常次のようになります。

jdbc:fhir:URL=http://test.fhir.org/r4b/;ConnectionType=Generic;ContentType=JSON;AuthScheme=None;

構成済みのJDBC URL を使用して、DAO インターフェースのインスタンスを取得します。以下に示す特定のメソッドはインスタンスにバインドされたハンドルを開くため、ハンドルとバインドされたJDBC 接続を開放するには、インスタンスを明示的に閉じる必要があります。

DBI dbi = new DBI("jdbc:fhir:URL=http://test.fhir.org/r4b/;ConnectionType=Generic;ContentType=JSON;AuthScheme=None;"); MyPatientDAO dao = dbi.open(MyPatientDAO.class); //do stuff with the DAO dao.close();

FHIR データ について

FHIR への接続を開いた状態で以前定義したメソッドを呼び出すだけで、FHIR のPatient エンティティからデータを取得できます。

//disply the result of our 'find' method String [name-use] = dao.find[name-use]By[address-city]("New York"); System.out.println([name-use]);

JDBI ライブラリはJDBC 接続を処理できるため、CData JDBC Driver for FHIR と統合することで、SQL Object API for FHIR を簡単に作成できます。今すぐ無料トライアルをダウンロードし、Java アプリケーションでリアルタイムFHIR を操作しましょう。

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