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Servoy でGoogle Cloud Storage に接続されたWeb アプリを構築

Servoy Developer を使用して手軽にGoogle Cloud Storage データに接続し、リアルタイムGoogle Cloud Storage データに接続できるWeb アプリケーションを構築。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-02-26
googlecloudstorage ロゴ

CData

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Servoy ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Servoy は、迅速なアプリケーション開発とデプロイのためのプラットフォームです。CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage と組み合わせることで、ユーザーはGoogle Cloud Storage に接続してリアルタイムGoogle Cloud Storage データを使用できるアプリケーションを構築できます。この記事では、Servoy からGoogle Cloud Storage に接続し、Google Cloud Storage データを表示、検索するための簡単なWeb アプリケーションを構築する方法を説明します。

ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData JDBC Driver は、リアルタイムGoogle Cloud Storage データとやり取りする際に圧倒的なパフォーマンスを提供します。Google Cloud Storage に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をGoogle Cloud Storage に直接プッシュし、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みのSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータソース型を使用してGoogle Cloud Storage データを操作できます。

Servoy Developer からGoogle Cloud Storage に接続する

Google Cloud Storage に接続するアプリケーションを構築するには、まず、Servoy Developer からCData JDBC Driver for GoogleCloudStorage を使用してデータプロバイダを作成する必要があります。

  1. JDBC Driver をインストールします。
  2. JDBC Driver JAR ファイル(cdata.jdbc.googlecloudstorage.jar)を、Servoy のインストールディレクトリの/application_server/drivers/ ディレクトリにコピーします。
  3. Servoy Developer を開きます。
  4. Solution Explorer で「Resources」の下の「Database Server」を右クリックし、「Connect to existing database」->「empty」を選択します。
    1. サーバーに名前を付けます。
    2. クリックすると、サーバーの詳細設定が表示されます。
      • 次のようにURL を設定します。例:jdbc:googlecloudstorage:ProjectId='project1';InitiateOAuth=GETANDREFRESH

        組み込みの接続文字列デザイナー

        JDBC URL の構築については、Google Cloud Storage JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。

        java -jar cdata.jdbc.googlecloudstorage.jar

        接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

        ユーザーアカウントでの認証

        ユーザー資格情報の接続プロパティを設定することなく接続できます。InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定したら、接続の準備が完了です。

        接続すると、Google Cloud Storage OAuth エンドポイントがデフォルトブラウザで開きます。ログインして権限を付与すると、OAuth プロセスが完了します。

        サービスアカウントでの認証

        サービスアカウントには、ブラウザでユーザー認証を行わないサイレント認証があります。サービスアカウントを使用して、企業全体のアクセススコープを委任することもできます。

        このフローでは、OAuth アプリケーションを作成する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントを参照してください。以下の接続プロパティを設定したら、接続の準備が完了です:

        • InitiateOAuth: GETANDREFRESH に設定。
        • OAuthJWTCertType: PFXFILE に設定。
        • OAuthJWTCert: 生成した.p12 ファイルへのパスに設定。
        • OAuthJWTCertPassword: .p12 ファイルのパスワードに設定。
        • OAuthJWTCertSubject: 証明書ストアの最初の証明書が選ばれるように"*" に設定。
        • OAuthJWTIssuer: 「サービスアカウント」セクションで「サービスアカウントの管理」をクリックし、このフィールドをサービスアカウントID フィールドに表示されているE メールアドレスに設定。
        • OAuthJWTSubject: サブジェクトタイプが"enterprise" に設定されている場合はエンタープライズID に設定し、"user" に設定されている場合はアプリユーザーID に設定。
        • ProjectId: 接続するプロジェクトのID に設定。

        これで、サービスアカウントのOAuth フローが完了します。

        Using the built-in connection string designer to generate a JDBC URL (Salesforce is shown.)
      • コピーしたDriver クラスを選択します。例:cdata.jdbc.googlecloudstorage.GoogleCloudStorageDriver
    Connecting to data through the JDBC Driver (Salesforce is shown).

Google Cloud Storageに接続するWeb アプリを構築する

Servoy Developer リソースでGoogle Cloud Storage への接続を設定すると、リアルタイムGoogle Cloud Storage へのアクセス権を持つアプリケーションを構築することができます。

新しいソリューションを作成する

  1. Server Explorer で、「All solutions」を右クリックし、「Create new solution」を選択します。
  2. ソリューションに名前を付けます。
  3. 「search」モジュールを含むチェックボックスを選択します。
  4. 「Finish」をクリックします。

新しいフォームを作成する

「Forms」を右クリックし、「Create new form」を選択します。

  1. フォームに名前を付けます。
  2. データソースを選択します。
  3. タイプ(Simple など)を設定し、「Finish」をクリックします。
Creating a new form.

フォームにData Grid を追加する

  1. Servoy NG-Grids からData Grid コンポーネントをフォームにドラッグします。
  2. カラムコンポーネントをData Grid にドラッグし、各カラムコンポーネントの「dataprovider」プロパティをGoogle Cloud Storage 「table」のカラム(例:Buckets テーブルのName)に設定します。

    必要に応じてカラムを追加します。

アプリケーションに検索を追加する

検索機能を追加するには、「svySearch」拡張機能が必要です。(新しいソリューションを作成する際にデフォルトで含まれます。)ソリューションの作成時に拡張機能を追加しなかった場合、または、既存のソリューションを変更する場合は、ソリューション内のModules を右クリックして「Add Module」を選択することで検索モジュールを追加できます。「svySearch」を選択し、「OK」をクリックします。

  1. Text Field コンポーネントをForm にドラッグします。
  2. Form を右クリックし、「Open in Script Editor」を選択します。
  3. 検索値を保持する新しい変数(JavaScript)を作成します。
    var searchText = '';
    
  4. Text Field プロパティでForm に戻ります。
    1. 「dataprovider」プロパティを作成したForm 変数に設定します。
    2. ダブルクリックしてonAction イベントのメソッドを追加します。
    3. クリックして「Form」でメソッドを作成し、名前を付けて(例:onEnter)、「Create private」をクリックします。
    4. 「OK & Show」をクリックします。
  5. 以下のJavaScript をJavaScript ファイルに追加することで、Servoy フレームワークを使用してText Field のテキストを使ったバインドデータの検索を実装します。
    var search = scopes.svySearch.createSimpleSearch(foundset).setSearchText(searchText);
    search.setSearchAllColumns();
    search.loadRecords(foundset);
    
The configured web app.

アプリを保存して起動する

フォームとJavaScript ファイルを保存し、「Run」->「Launch NGClient」とクリックしてWeb アプリケーションを起動します。

A simple web app.

CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage の30日の無償評価版をダウンロードし、Servoy でGoogle Cloud Storage に接続されたアプリケーションの構築を開始します。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。

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