ODBC 接続でExploratory からGoogle Drive データにSQL でクエリ
CData ODBC Driver for Google Drive は、ODBC 経由でリアルタイムGoogle Drive Data に標準SQL での利用を可能にします。
ここでは、汎用ODBC データプロバイダーとしてGoogle Drive に接続し、データアナリティクスツールのExploratory (https://exploratory.io/) からGoogle Drive データを連携利用する手順を説明します。
Exploratory は、多くのRDB やRedshift、BigQuery などのクラウドデータストアに対応していますが、SaaS データを分析したい場合にはCData ODBC Drivers を使うことで、API コーディング不要でデータを活用できます。今回はGoogle Drive を例に説明します。

※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
- Google Drive にほかのBI、ETL、開発ツールから接続したい:Google Drive データ連携ガイドおよびチュートリアルのリストへ
- Google Drive Drivers について詳細を知りたい:ドライバー詳細情報ページへ
- ほかのデータソースに連携したい:CData Drivers 一覧へ
- ドライバーの30日の無償トライアル版を使いたい:トライアル版ダウンロードページへ
- 製品の利用やライセンスについて相談したい:sales@cdata.co.jp までメールにてご相談ください。
Google Drive Data に接続するODBC DSN を設定
ODBC Driver for Google Drive をダウンロードします。次にマシンにGoogle Drive data に接続するODBC DSN を設定します。Exploratory からはそのODBC DSN を参照する形になります。ODBC DSN 設定の詳細については、ドキュメントを参照してください。
Google Drive はOAuth 認証標準を利用しています。各ユーザーやドメイン内のユーザーの代わりに、本製品がGoogle API にアクセスすることを許可できます。 接続すると、本製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。本製品がOAuth プロセスを完了します。
詳細はヘルプドキュメントを参照してください。
Exploratory 上でGoogle Drive のデータをセット
- Exploratory で[コネクション]をクリックして新しいコネクションを作成します。
- [追加]→[ODBC]の順にクリック。
- コネクション追加画面で先ほど設定したGoogle Drive ODBC のDSN を設定します。
名前:任意
タイプ:ODBC
DSN:上の設定したDSN 名(CData Google Drive Sys) - コネクションテストを下の地、[追加]を押して接続を確定させます。

Exploratory でGoogle Drive データをクエリし、データフレームとして保存
さあ、Exploratory からGoogle Drive データを扱ってみましょう。
- Exploratory でプロジェクトを[新規作成]します。
- [データフレーム]の[+]印をクリックし、[データベースデータ]を選択します。
- データベースは[ODBC]をクリック。
- [コネクション]で先ほど設定したGoogle Drive のコネクションを選択します。
- RDB ソースの感覚でSELECT クエリでGoogle Drive データをクエリします。標準SQL でフィルタリング、ソート、JOIN も可能です。
- データセットをデータフレームとして保存します。



Exploratory でのGoogle Drive データの分析
データフレームになったデータは通常のRDB データソースと同じようにExploratory で利用可能です。

このように、Exploratory から簡単にGoogle Drive データを接続して利用することができました。ODBC Driver には30日間の無償版がありますので、是非お試しください。