Pentaho Report Designer にIBM Cloud Data Engine のデータに連携して分析

Pentaho BI ツールでIBM Cloud Data Engine のレポートを作成。

加藤龍彦
デジタルマーケティング
最終更新日：2022-03-16

この記事で実現できるIBM Cloud Data Engine 連携のシナリオ

CData

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for IBMCloudDataEngine はダッシュボードや帳票ツールからリアルタイムIBM Cloud Data Engine のデータへの連携を可能にします。この記事では、IBM Cloud Data Engine をJDBC データソースとして接続する方法と、Pentaho でIBM Cloud Data Engine を元に帳票を作成する方法を説明します。

接続と帳票の作成

インストールディレクトリの［lib］サブフォルダ内のJAR ファイルをコピーし、Pentaho のディレクトリ内の\Report-Designer\lib\jdbc\ フォルダに配置します。
\Report-Designer\ フォルダのreport-designer.bat ファイルを起動し、Report-Designer UI を開きます。
以下の手順でドライバーを新しいデータソースに設定します。［Data］>［Add Data Source］>［Advanced］>［JDBC (Custom)］とクリックし、新しいIBM Cloud Data Engine 接続を作成します。ダイアログが表示されたら、次のように接続プロパティを設定します。
- Custom Connection URL property：JDBC URL を入力。初めに以下を入力し jdbc:ibmclouddataengine: 次にセミコロン区切りで接続プロパティを入力します。
  
  IBM Cloud Data Engine は、OAuth およびHMAC 認証標準を使います。詳細はヘルプドキュメントを参照してください。
  以下は一般的なJDBC URL です：
  jdbc:ibmclouddataengine:Api Key=MyAPIKey;Instance CRN=myInstanceCRN;Region=myRegion;Schema=mySchema;OAuth Client Id=myOAuthClientId;OAuth Client Secret=myOAuthClientSecret;
- Custom Driver Class Name：cdata.jdbc.ibmclouddataengine.IBMCloudDataEngineDriver と入力。
- User Name：認証するユーザーネーム。
- Password：認証するパスワード。

レポートに IBM Cloud Data Engine のデータを追加

これで、IBM Cloud Data Engine の帳票を作成する準備が整いました。

帳票にIBM Cloud Data Engine のデータソースを追加します：［Data］>［Add Data Source］>［JDBC］をクリックし、データソースを選択します。
クエリを設定します。この記事では次を使います：
SELECT Id, Status FROM Jobs WHERE UserId = [email protected]
帳票にチャートをドラッグし、ダブルクリックしてチャートを編集します。帳票を実行して、チャートを表示します。このクエリ結果を使って、Jobs テーブルのシンプルなチャートを作成することができます。
帳票を実行して、チャートを見てみましょう。

A chart generated from up-to-date data. (Salesforce is shown.)

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