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APOS Live Data Gateway でIBM Cloud Object Storage データのセマンティックレイヤービューを構築

APOS Live Data Gateway からCData Connector for IBM Cloud Object Storageを使って、IBM Cloud Object Storage データのセマンティックレイヤービューを構築します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-12-12
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CData

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SAP ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

APOS Live Data Gateway(LDG)は、SAP Analytics Cloud をはじめとするSAP ソリューションのリアルタイムデータ接続やデータソースオプションの拡張を実現する、データ連携およびデータ変換ソリューションです。CData コネクタと組み合わせると、ユーザーはリアルタイムIBM Cloud Object Storage データのセマンティックレイヤービューを構築し、リレーショナルデータベースを扱うのと同じようにIBM Cloud Object Storage のリアルタイム分析を行うことができます。

最適化されたデータ処理が組み込まれたCData コネクタは、リアルタイムIBM Cloud Object Storage データを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。IBM Cloud Object Storage に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をIBM Cloud Object Storage に直接プッシュし、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。 組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってIBM Cloud Object Storage データを操作および分析できます。

コネクタファイルのダウンロードおよびインストール

APOS Live Data Gateway を経由してIBM Cloud Object Storage データにアクセスするには、APOS からコネクタファイルをダウンロードしてLive Data Gateway をホストするマシンにインストールする必要があります。APOS の担当者から必要なファイルが届きます。

  • CData DLL ファイル(System.Data.CData.IBMCloudObjectStorage.dll)をAPOS Live Data Gateway のインストールディレクトリ(デフォルトではC:\Program Files\Live Data Gateway\Admin\)にインストールします。
  • CData JAR ファイル(cdata.jdbc.ibmcloudobjectstorage.jar)をインストールディレクトリ(デフォルトではC:\Program Files\Live Data Gateway\Admin\ConnectionTest_lib\)のConnectionTest_lib フォルダにインストールします。
  • CData JAR ファイル(cdata.jdbc.ibmcloudobjectstorage.jar)をWeb UI インストールディレクトリ(例:C:\LDG_WebUI\lib\)のlib フォルダにインストールします。

IBM Cloud Object Storage 接続文字列の設定

APOS Live Data Gateway からIBM Cloud Object Storage への接続を確立する前に、IBM Cloud Object Storage のJDBC 接続文字列を構築する必要があります。

組み込みの接続文字列デザイナー

JDBC 接続文字列作成の補助として、IBM Cloud Object Storage JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.ibmcloudobjectstorage.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

Cloud Object Storage 接続プロパティの取得・設定方法

Cloud Object Storage に接続する前に、Cloud Object Storage インスタンスを登録してCloud Object Storage API キーとCRN を取得していきます。

Cloud Object Storage の新規インスタンスの登録

IBM Cloud アカウントにCloud Object Storage がまだない場合は、以下の手順に従ってアカウントにSQL Query のインスタンスをインストールできます。

  1. IBM Cloud アカウントにログインします。
  2. Cloud Object Storage ページに移動して、インスタンス名を指定して「作成」をクリックします。Cloud Object Storage の新規インスタンスにリダイレクトされます。

API キー

API キーは以下の手順で取得できます。

  1. まずは、IBM Cloud アカウントにログインします。
  2. API キーページに移動します。
  3. 中央右隅のIBM Cloud APIキーの作成 をクリックして、新しいAPI キーを作成します。
  4. ポップアップウィンドウが表示されたら、API キーの名前を指定して作成をクリックします。ダッシュボードからはアクセスできなくなるため、API Key を控えておきましょう。

Cloud Object Storage CRN

デフォルトでは、CData 製品はCloud Object Storage CRN を自動で取得します。ただし、複数のアカウントがある場合は、CloudObjectStorageCRN を明示的に指定する必要があります。この値は、次の2つの方法で取得できます。

  • Services ビューをクエリする。これにより、IBM Cloud Object Storage インスタンスとそれぞれのCRN がリストされます。
  • IBM Cloud で直接CRN を見つける。これを行うには、IBM Cloud のダッシュボードに移動します。リソースリストで、ストレージからCloud Object Storage リソースを選択してCRN を取得します。

IBM Cloud Object Storage への接続

これで準備は完了です。以下の接続プロパティを設定してください。

  • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定。InitiateOAuth を使うと、OAuth 認証を繰り返す必要がなく、さらに自動でアクセストークンを設定できます。
  • ApiKey:セットアップ中に控えたAPI キーを指定。
  • CloudObjectStorageCRN(オプション):控えておいたCloud Object Storage のCRN に設定。Cloud Object Storage アカウントが複数ある場合のみ設定する必要があります。

プロパティを設定したら、これで接続設定は完了です。

接続文字列は以下のようになります。

jdbc:IBMCloudObjectStorage:ApiKey=myApiKey;CloudObjectStorageCRN=MyInstanceCRN;Region=myRegion;OAuthClientId=MyOAuthClientId;OAuthClientSecret=myOAuthClientSecret;

IBM Cloud Object Storage への接続とセマンティックレイヤービューの作成

コネクタファイルのインストールと接続文字列の設定が完了したら、Live Data Gateway Admin ツールでIBM Cloud Object Storage に接続し、Live Data Gateway Web UI でセマンティックレイヤービューを構築していきましょう。

IBM Cloud Object Storage への接続を構成

  1. APOS Live Data Gateway Manager にログインします。
  2. まだAPOS LDG のライセンスファイルを更新していない場合は、更新してください。
    1. 「File」->「Configurations」をクリックします。
    2. License の「...」メニューをクリックします。
    3. APOS チームで CData Connector ライセンスを含むライセンスファイルを選択します。
  3. APOS Live Data Gateway Manager で、「Add」をクリックします。
  4. APOS Live Data Gateway のConnection タブで、接続を設定します。
    • Data Source を「Database」に設定します。
    • Database を「CData Drivers」に設定します。
    • Database CData Drivers を「IBM Cloud Object Storage」に設定します。
    • Connection String を、以下の例のような先に構築した接続文字列に設定します。 jdbc:IBMCloudObjectStorage:ApiKey=myApiKey;CloudObjectStorageCRN=MyInstanceCRN;Region=myRegion;OAuthClientId=MyOAuthClientId;OAuthClientSecret=myOAuthClientSecret;
    • Driver Class を「cdata.jdbc.ibmcloudobjectstorage.IBMCloudObjectStorageDriver」(デフォルト設定)に設定します。
  5. 「Test Connection」をクリックします。
  6. 「Save」をクリックします。
  7. 接続に固有の接頭辞を付けます(例:"ibmcloudobjectstorage")。
  8. 新しく作成した接続をハイライトし、「File」->「Approve Users For Web UI」をクリックします。
  9. ビューを作成する適切なDB ユーザーを承認し、「Save」をクリックします。

これで、Live Data Gateway Web UI でセマンティックレイヤービューを構築する準備が整いました。

セマンティックレイヤービューを作成

  1. ブラウザで、APOS Live Data Gateway Portal に移動します。
  2. Connection(例:"ibmcloudobjectstorage")を選択します。
  3. IBM Cloud Object Storage は認証にUser やPassword を必要としないため、User NamePassword には任意の値を使用できます。
  4. 「Login」をクリックします。
  5. 接続後、「Semantic Layer」をクリックし、新しいセマンティックレイヤービューを作成します。
  6. 「New Semantic Layer View」をクリックします。
  7. Semantic Layer View Prefix およびSemantic Layer View Name を設定します。
  8. 「Step 2」をクリックします。
  9. ビューに追加したいテーブルとカラムを選択します。
  10. 「Step 3」をクリックします。
  11. 利用可能なテーブルのカラムでMeasure を選択します。
  12. 「Step 5」をクリックします(「Extra Dimensions」ステップはスキップします)。
  13. 任意のVariable Prompt を追加します。
  14. 「Step 6」をクリックします。
  15. 任意のTable Join を定義します。
  16. 「Review」をクリックします。
  17. セマンティックレイヤービューを確認し、「Save」をクリックします。

セマンティックレイヤービューを作成できたので、APOS Live Data Gateway を経由してIBM Cloud Object Storage データにアクセスする準備が整い、SAP Analytics Cloud や他のSAP ソリューションからIBM Cloud Object Storage データへのリアルタイムデータ接続が可能になりました。

詳細と無料トライアル

APOS Live Data Gateway でリアルタイムIBM Cloud Object Storage データを扱うための詳細は、APOS Systems - APOS Solutions - Request Evaluation Software で評価用ソフトウェアをリクエストするか、info@apos.com にメールでお問い合わせください。

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