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こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData Cmdlets for JiraServiceDesk を使えば、PowerShell からJira Service Management データ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for JiraServiceDesk およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。
まずは、PowerShell でJira Service Management への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。
任意のJira Service Management Cloud またはJira Service Management Server インスタンスへの接続を確立できます。接続するにはURL プロパティを設定します。
デフォルトでは、CData 製品はシステムフィールドのみを表示します。Issues のカスタムフィールドにアクセスするには、IncludeCustomFields を設定します。
ローカルサーバーアカウントで認証するためには、次の接続プロパティを指定します。
Cloud アカウントに接続するには、APIToken を取得する必要があります。API トークンを生成するには、Atlassian アカウントにログインして「API トークン」 -> 「API トークンの作成」をクリックします。生成されたトークンが表示されます。
データに接続するには以下を設定します。
ちなみに、Cloud アカウントへの接続でパスワード認証を使うことも可能ですが、非推奨となっています。
この場合、AuthSchemeをすべてのOAuth フローでOAuth に設定する必要があります。また、すべてのシナリオでカスタムOAuth アプリケーションを作成して構成する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
モジュールのインストール:
Install-Module JiraServiceDeskCmdlets
Jira Service Management への接続:
$jiraservicedesk = Connect-JiraServiceDesk -ApiKey $ApiKey -User $User
取得ターゲットのリソースの取得:
$data = Select-JiraServiceDesk -Connection $jiraservicedesk -Table "Requests"
Invoke-JiraServiceDesk cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:
$data = Invoke-JiraServiceDesk -Connection $jiraservicedesk -Query 'SELECT * FROM Requests WHERE CurrentStatus = @CurrentStatus' -Params @{'@CurrentStatus'='Open'}
戻り値からカラム名のリストを保存します。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。
モジュールのインストール:
Install-Module MySQLCmdlets
MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:
$mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
Jira Service Management、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、Jira Service Management のリソース(Requests)と同じテーブル名を持っている必要があります。
$data | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Requests" -Columns $columns -Values $values
}
一度PowerShell でJira Service Management とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:
Select-JiraServiceDesk -Connection $jiraservicedesk -Table "Requests" | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Requests" -Columns $columns -Values $values
}
別のPowerShell モジュールで、Jira Service Management を別のデータベースに複製する場合、Select-JiraServiceDesk cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
これで、Jira Service Management データをMySQL に複製できました。分析、BI などでJira Service Management データをMySQL から使うことができるようになります。