こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Zoho Analytics はモダンなBI およびアナリティクスプラットフォームであり、データに接続、分析したりビジュアライゼーションやダッシュボードを作成して意思決定につながるインサイトを発見できます。
CData Connect Cloud と組み合わせると、Zoho Analytics はレポートや分析のためにMySQL のデータにクラウドベースで即座にアクセスできます。
Connect Cloud を使用してMySQL に接続し、Zoho Analytics でダッシュボードを作成してMySQL のデータを分析する方法を紹介します。
CData Connect Cloud は、MySQL にクラウドベースのインターフェースを提供し、ネイティブにサポートされているデータベースにデータを複製することなく、Zoho Analytics でMySQL のデータの分析を実現します。
CData Connect Cloud は、最適化されたデータ処理により、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をMySQL に直接プッシュし、サーバー側の処理を利用して要求されたMySQL のデータを高速で返します。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
Connect Cloud からMySQL への接続
CData Connect Cloud では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。
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Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- Add Connection パネルで「MySQL」を選択します。
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必要な認証プロパティを入力し、MySQL に接続します。
Server およびPort プロパティがMySQL への接続には必須です。IntegratedSecurity をFALSE に設定した場合、User、Password も必須になります。
オプションで、Database を設定することもできます。Database は設定がない場合すべてのデータベースを使えるようになります。
パスワード方式によるSSH 接続
パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
- User: MySQL のユーザ
- Password: MySQL のパスワード
- Database: MySQL の接続先データベース
- Server: MySQL のサーバー
- Port: MySQL のポート
- UserSSH: "true"
- SSHAuthMode: "Password"
- SSHPort: SSH のポート
- SSHServer: SSH サーバー
- SSHUser: SSH ユーザー
- SSHPassword: SSH パスワード
接続文字列形式では以下のようになります。
User=admin;Password=adminpassword;Database=test;Server=mysql-server;Port=3306;UseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;
公開鍵認証方式方式によるSSH 接続
公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
- User: MySQL のユーザ
- Password: MySQL のパスワード
- Database: MySQL の接続先データベース
- Server: MySQL のサーバー
- Port: MySQL のポート
- UserSSH: "true"
- SSHAuthMode: "Public_Key"
- SSHClientCertType: キーストアの種類
- SSHPort: SSH のポート
- SSHServer: SSH サーバー
- SSHUser: SSH ユーザー
- SSHClientCert: 秘密鍵ファイルのパス
接続文字列形式では以下のようになります。
User=admin;Password=adminpassword;Database=test;Server=mysql-server;Port=3306;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem;
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Create & Test をクリックします。
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Add MySQL Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
パーソナルアクセストークンの取得
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。
きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
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User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
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PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
接続が構成されたら、CData Connect Cloud を使用してZoho Analytics からMySQL のデータへの接続、データのインポート、およびダッシュボードの作成が可能になります。
CData Connect Cloud を使用してZoho Analytics からMySQL へ接続
Zoho Analytics からCData Connect Cloud への接続を確立するには、次の手順を実行します
- Zoho Analytics にログインします。
- 新しい接続を作成し、Cloud Databases を選択して接続モーダルを開きます。
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次の情報を入力します。
- Database Type - MS SQL Server を選択。
- Endpoint - tds.cdata.com を入力。
- SQL Server Instance Name - 空欄のまま。
- Port - 14333 を入力。
- Username - CData Connect Cloud のユーザー名を入力。ユーザー名はCData Connect Cloud のインターフェースの右上に表示されています。
例えば[email protected] です。
- Password - Settings ページで生成したPAT を入力。
- Database Name - 接続したいCData Connect Cloud データソースのConnection Name を入力。例えばMySQL1です。
- 「Next」をクリック。
- Orders など、インポートしたいテーブルを選択します。
- テーブルのData Preview がポップアップします。次に、Zoho Analytics で参照できるように、Workspace Name とTable Name を入力します。「Next」をクリックします。
- 定期的にインポートをスケジュールするオプションがあります。設定したら「Create」をクリックします。
- インポートが開始されます。「OK」をクリックします。
- Zoho Analytics Explorer で新しい接続を表示します。
- 新しい接続をクリックすると、テーブルが表示されます。
- Zoho Analytics は、以下のようにユーザーのためにダッシュボードを自動生成できます。
MySQL のデータをZoho Analytics にインポートし、ダッシュボードを作成できました。
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