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使いやすいOData クライアント(コンシューマー)を使用して、OData サービスと通信するJava アプリケーションを簡単に構築できるようになります。

OData データをRACCOON から連携して利用

OData をEAI ツールのRACCOON にデータ連携して、データソースとして利用する方法。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-11-28
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CData

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RACCOON ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

CData JDBC Driver for OData は、JDBC 標準をインプリメントし、BI ツールからIDE まで幅広いアプリケーションでOData への接続を提供します。この記事では、RACCOON からOData に接続し、CSV 出力する方法を説明します。

プロジェクトの作成

下記の手順に従って、RACCOON のプロジェクト・フォーマット変換定義を作成し、OData のJDBC 抽出処理を作成します。

まずは、本記事右側のサイドバーからOData JDBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

ここから、必要なファイルの配置とプロジェクトの作成を行います。

  1. RACCOON のDeveloperStudio64\Engine\lib および TransferEngine\lib ディレクトリにCData JDBC ドライバインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内のcdata.jdbc.odata.jar ファイルをコピーして配置します。
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  3. メニューバーから[新規作成]→[プロジェクト]をクリックします
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  5. 任意の[プロジェクト名称]を入力の上[作成]を、プロジェクト作成します。
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フォーマット変換定義、および OData データのJDBC 抽出処理を作成

次にフォーマット変換定義を作成し、抽出処理を構成します。

  1. 左ナビゲーターペインから、作成したフォルダを右クリックし、[新規作成]→[フォーマット変換定義]をクリックします。
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  3. 任意の[フォーマット変換定義名称]を入力し、[作成]をクリックします。
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  5. パレットの[抽出処理]一覧から[汎用JDBC]を選択し、変換定義エディターへ配置します。
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  7. 配置した[汎用JDBC]のメッセージ設定を表示し、ドライバーとURLを設定します。
    ドライバ:cdata.jdbc.odata.ODataDriver
    URL: jdbc:odata: に続けてセミコロン区切りで接続プロパティを入力します。
    一般的なJDBC URL は次の通りです: jdbc:odata:URL=http://services.odata.org/V4/Northwind/Northwind.svc;UseIdUrl=True;OData Version=4.0;Data Format=ATOM;
    入力後、[適用]をクリックします。
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  9. [メッセージ構造エリア]から先程作成した抽出処理を右クリックし、[配下に挿入]→[テーブル]をクリックします。
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  11. [フォーマット名称]では、取得対象のテーブル名を入力し、[出現回数]の最大チェックボックスのチェックを解除します。設定後、適用をクリックします。
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  13. 続けて、対象のカラムを指定する画面が表示されるため、対象テーブルから出力したいカラムを[フォーマット名称]に入力し、【適用]をクリックします。この操作を取得したい任意のカラム分繰り返し行います。
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  15. 取得対象カラム設定後、テーブルのプロパティを表示し、SELECT タブから[発行テスト]をクリックすることで、適切に[汎用JDBC]ドライバが接続されているかどうかを確認できます。
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  17. 以下のようにコンソールログへ[SQLクエリの発行に成功しました。]と表示されれば、接続完了です。
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格納処理の作成

最後に抽出したデータの変換先として指定区切り子(CSV)の格納処理構成を行います。

  1. パレットの[格納処理]一覧から[指定区切り子]を選択し、変換定義エディターへ配置します。
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  3. [指定区切り子]のメッセージ設定を表示し、任意の出力ファイルパスを入力後、[適用]をクリックします。
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  5. [メッセージ構造エリア]から先程作成した格納処理を右クリックし、[配下に挿入]→[レコード]をクリックします。
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  7. [フォーマット名称]に任意の名称を入力し、[出現回数]の最大チェックボックスのチェックを解除します。設定後、適用をクリックします。
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  9. 続けて、対象のカラムを指定する画面が表示されるため、任意のカラム名を[フォーマット名称]に入力し、[適用]をクリックします。この操作を取得した任意のカラム分繰り返し行います。
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  11. 変換定義エディターへ戻り、[汎用JDBC接続]と[指定区切り子]を下記のように接続し、左上コマンドのマッピングをクリックします。
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  13. 項目のマッピング表が表示されますので、下記のように任意のフィールドへそれぞれマッピングを行います。
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  15. 以上で設定は完了です。[メニューバー]から[実行]をクリックし、動作確認を行います。
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  17. [変換実行]をクリックします。
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  19. 以下のように変換実行結果が正常に終了し、指定の場所にCSVファイルが作成されていれば、処理成功です。
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このようにOData 内のデータをプログラムやWeb APIの処理を記述することなくRACCOON 上で処理することができるようになります。

サポートされるSQL についての詳細は、ヘルプドキュメントの「サポートされるSQL」をご覧ください。テーブルに関する情報は「データモデル」をご覧ください。

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