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Office 365 アイコン Office 365 JDBC Driver

Outlook Mail、Calendar、Contact などのOffice 365 データへの双方向連携をJava/J2EE アプリケーションに実装。

Mule アプリケーションからOffice 365 のデータにアクセス:CData JDBC Driver

CData JDBC ドライバとHTTP、SQL を組み合わせれば、Office 365 のデータのJSON エンドポイントに接続できるMule アプリケーションを簡単に作成できます。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-07-28
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CData

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MuleSoft Anypoint ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData JDBC Driver for Office365 はOffice 365 のデータをMule アプリケーションと連携することで、読み、書き、更新、削除といった機能をおなじみのSQL クエリを使って実現します。JDBC ドライバーを使えば、Office 365 のデータをバックアップ、変換、レポート作成、分析するMule アプリケーションをユーザーは簡単に作成できます。

本記事では、Mule プロジェクト内でCData JDBC Driver for Office365 を使用して、Office 365 のデータのWeb インターフェースを作成する方法を紹介します。作成したアプリケーションを使えば、HTTP 経由でOffice 365 のデータをリクエストして、JSON 形式で結果を取得できます。まったく同様の手順で、すべてのCData JDBC ドライバで250 を超えるデータソースのWeb インターフェースを作成できます。手順は以下のとおりです。

  1. Anypoint Studio で新しいMule プロジェクトを作る。
  2. Message Flow にHTTP コネクタを追加する。
  3. HTTP コネクタのアドレスを設定する。 HTTP コネクタを追加・設定
  4. HTTP コネクタの追加後、Database Select コネクタを同じフローに追加する。
  5. データベースへの新しい接続を作成し(または既存の接続を編集し)、プロパティを設定する。
    • 接続を「Generic Connection」に設定
    • Required Libraries セクションでCData JDBC ドライバのJAR ファイルを指定する(例:cdata.jdbc.office365.jar)。 JAR ファイルを追加(Salesforce の場合)。
    • Office 365 の接続文字列にURL を指定

      Office 365 はOAuth 認証標準を利用しています。OAuth を使って認証するには、アプリケーションを作成してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティを取得しなければなりません。認証方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。

      組み込みの接続文字列デザイナ

      JDBC 用のURL の作成にサポートが必要な場合は、Office 365 JDBC Driver に組み込まれた接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行してください。

      java -jar cdata.jdbc.office365.jar

      接続プロパティを入力して、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    • Driver クラス名をcdata.jdbc.office365.Office365Driver に指定します。 設定したデータベース接続(Salesforce の場合)。
    • 「接続テスト」をクリックします。
  6. SQL Query Text をOffice 365 のデータをリクエストするためのSQL クエリに設定します。例えば、SELECT Name, Size FROM Files ORDER BY SizeSelect オブジェクトを設定(Salesforce の場合)
  7. Transform Message コンポーネントをフローに追加します。
  8. Output スクリプトを次のように設定して、ペイロードをJSON に変換します。
    %dw 2.0
    output application/json
    ---
    payload
            
    Transform Message コンポーネントをフローに追加
  9. Office 365 のデータを閲覧するには、HTTP コネクタ用に設定したアドレスに移動します(デフォルトでは、localhost:8081):http://localhost:8081。Web ブラウザおよびJSON エンドポイントを使用可能な他のツール内で、Office 365 のデータをJSON として利用できます。

これで、カスタムアプリケーションおよび他のさまざまなBI、帳票、ETL ツールからOffice 365 のデータを(JSON データとして)扱うための簡易なWeb インターフェースを作成できました。Mule アプリケーションからお好みのデータソースにアクセスできる、JDBC Driver for Office365 の30日の無償評価版のダウンロードはこちらから。

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