こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Microsoft Excel 365 はMicrosoft Excel のクラウドネイティブバージョンです。CData Connect Cloud と組み合わせることで、Excel 365 からPresto のデータに即座にアクセスして分析、共有、表計算などの用途に使用できます。この記事では、Connect Cloud でPresto に接続し、Excel 365 シートからPresto のデータにアクセスする方法を説明します。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
CData Connect Cloud の特徴
Connect Cloud は、以下の特徴を持つクラウドアプリ間のリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- クラウドアプリ間の連携機能を提供し、Excel 365 からPresto のデータへのリアルタイムアクセスを簡単に実現。
- Microsoft 認定のConnect Cloud アドインを使用するだけで、ノーコードでテーブルを取得・更新でき、自分でカスタムクエリを書くことも可能。
- データ処理のパフォーマンスも最適化されており、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタリング、JOIN など)をPresto に直接発行し、サーバーサイドで処理したPresto のデータを高速で取得。
サインアップが完了したら、以下のステップを実行することでPresto のデータにアクセスできます。
Connect Cloud からPresto への接続
CData Connect Cloud では、直感的なUI を使ってコーディングなしでデータソースに接続できます。
- Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「Presto」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Presto に接続します。
Presto への接続には、まずはServer およびPort を接続プロパティとして設定します。それ以外の追加項目は接続方式によって異なります。
TLS/SSL を有効化するには、UseSSL をTRUE に設定します。
LDAP で認証
LDAP で認証するには、次の接続プロパティを設定します:
- AuthScheme: LDAP に設定。
- User: LDAP で接続するユーザー名。
- Password: LDAP で接続するユーザーのパスワード。
Kerberos 認証
KERBEROS 認証を使う場合には、以下を設定します:
- AuthScheme: KERBEROS に設定。
- KerberosKDC: 接続するユーザーのKerberos Key Distribution Center (KDC) サービス。
- KerberosRealm: 接続するユーザーのKerberos Realm 。
- KerberosSPN: Kerberos Domain Controller のService Principal Name。
- KerberosKeytabFile: Kerberos principals とencrypted keys を含むKeytab file。
- User: Kerberos のユーザー。
- Password: Kerberos で認証するユーザーのパスワード。
- Create & Test をクリックします。
- 「Add Presto Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
コネクションの設定が完了したら、Excel 365 からPresto のデータに接続できます。
Presto のリアルタイムデータにExcel 365 からアクセス
以下のステップでは、Excel 365 からCData Connect Cloud に接続して新しいPresto のデータソースを作成する方法を説明します。
- Excel 365 にログインして、新しいシートを作成、または既存のシートを開きます。
- 「Insert」をクリックして「Office Add-ins」をクリックします(すでにアドインをインストールしている場合は、ステップ4に進んでください)。
- CData Connect Cloud アドインを検索してインストールします。
- 「Data」をクリックしてCData Connect Cloud アドインを開きます。
- アドインのパネルで、「Authorize」をクリックしてご利用のCData Connect Cloud インスタンスを認証します。
- Excel 365 のCData Connect Cloud パネルで、「IMPORT」をクリックします。
- コネクション(例:Presto1)、テーブル(例:Customer)、カラムを選択してインポートします。
- オプションでFilters(フィルタ)、Sorting(ソート)、Limit(取得数制限)の設定を追加することもできます。
- 「Execute」をクリックしてデータをインポートします。
クラウドアプリケーションからPresto のデータへのライブアクセス
以上で、Excel 365 ブックからPresto リアルタイムデータへのクラウド連携を実現できます。データをさらに追加して表計算、集計、共有などの用途に使用できます。
クラウドアプリケーションから、ノーコードで150を超えるSaaS 、ローコードアプリ、NoSQL データソースへのリアルタイムデータアクセスを実現するには、CData Connect Cloud の30日間無償トライアルをぜひお試しください。