標準ADO.NET プロシージャを使ってデータバインドして、Visual Studio ツールボックスのコントロールから Sage 200 との双方向接続を実現。この記事ではVisual Studio のグラフィカルアプローチと、ほんの数行のコードでデータバインドをする方法を説明します。
データバインドによって、UI コントロールからデータに接続できます。 CData ADO.NET Provider for Sage 200 を使って、Visual Studio 上でWindows Forms およびWeb Forms とSage 200 をデータバインドできます。この記事で、Sage 200 を、ウィザードから変更をリアルタイムで反映するチャートにデータバインドする方法を説明します。 Code Walk-through セクションではチャートはほんの10行のコードで作成します。
チャートへのデータバインド
データバインドは3つのステップから構成されます;コントロールのインスタンス作成、データソースの設定、データバインドです。
接続を設定してデータベースオブジェクトを選択
下の手続きにより、データソース構成ウィザードを使ってチャートコントロールとSage 200 との接続を作成します。ウィザード上でデータバインドをするSage 200 エンティティを使います。
- Windows Forms プロジェクトでは、チャートコントロールをツールボックスからフォーム上にドラグ&ドロップします。チャートプロパティのデータセクションで DataSource を選択し、メニューからプロジェクトデータソースの追加を選択します。
- 出てくるデータソース構成ウィザードでデータベース -> データセットを選択します。
- データ接続ステップで、「新しい接続」をクリックします。
データ接続の選択ダイアログで、「変更」をクリックして、CData Sage 200 データソースを選択して、接続プロパティを入力します。下は代表的な接続文字列ですです。:
SubscriptionKey=12345;Schema=StandardUK;
- Schema: Determines which Sage 200 edition you are connecting to. Specify either StandardUK or ProfessionalUK.
- Subscription Key: Provides access to the APIs that are used to establish a connection. You will first need to log into the Sage 200 API website and subscribe to the API edition that matches your account. You can do so here: https://developer.columbus.sage.com/docs/services/api/uk. Afterwards, the subscription key may be found in your profile after logging into Sage 200.
- 使用するデータソースオブジェクトを選択します。例は Banks テーブルです。

DataBind
データソースの追加とデータベースオブジェクトを選択したら、チャートにオブジェクトをバインドします。この例では、X軸に Id をY軸に Code を設定します。
- チャートプロパティで、Series プロパティをクリックし、Series コレクション エディター を開きます。
- Series プロパティでX軸、Y軸に設定するカラムを選択します:XValueMember および YValueMember プロパティにメニューからカラムを選びます。

チャートはこれでSage 200 にデータバインドされました。チャートを実行して最新のデータを表示させましょう。
コード Walk-through
Sage 200 へのデータバインドはほんの数行のコードのみが必要で、3つの簡単なステップで完了できます。
- Sage 200 に接続します。
- Sage200DataAdapter を作成して、クエリを作成し、結果を入れるデータセットを作成します。
- 結果セットとチャートをデータバインドします。
下に完全なコードを示します:
Sage200Connection conn = new Sage200Connection("SubscriptionKey=12345;Schema=StandardUK;");
Sage200Command comm = new Sage200Command("SELECT Id, Code FROM Banks WHERE Code = '12345'", conn);
Sage200DataAdapter da = new Sage200DataAdapter(comm);
DataSet dataset = new DataSet();
da.Fill(dataset);
chart1.DataSource = dataset;
chart1.Series[0].XValueMember = "Id";
chart1.Series[0].YValueMembers = "Code";
// Insert code for additional chart formatting here.
chart1.DataBind();