Sage 200 をSSIS 経由でSQL サーバーにバックアップする
Sage 200 用のCData ADO.NET プロバイダーを使用して簡単にSQL サーバーへデータをバックアップします。ここでは、Sage 200 をデータベースに入力する際、SSIS ワークフローを使用します。
加藤龍彦
デジタルマーケティング
最終更新日:2022-04-12
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Sage 200 用のCData ADO.NET プロバイダーはSage 200 をバックアップ、レポート、フルテキスト検索、分析などを行うアプリケーションに接続します。
ここでは、SQL サーバー SSIS ワークフロー内でSage 200 用のプロバイダーを使用して、Sage 200 をMicrosoft SQL サーバーデータベースに直接転送する方法を説明します。
以下のアウトラインと同じ手順を、CData ADO.NET データプロバイダーにて使用することで、SSIS 経由でSQL サーバーを直接リモートデータに接続できます。
- Visual Studio を開き、新しいIntegration サービスプロジェクトを追加します。
- ツールボックスからControl Flow 画面へ、新しいData Flow タスクを追加します。
Data Flow 画面で、ツールボックスから[ADO.NET Source] と[OLE DB Destination] を追加します。
- 新しい接続を追加し、Sage 200 2015 用の .NET プロバイダー\CData ADO.NET プロバイダーを選択します。
Connection Manager で、Sage 200 用に接続の詳細を入力します。下は一般的な接続文字列です。
SubscriptionKey=12345;Schema=StandardUK;
- Schema:どのエディションのSage 200 に接続するかを決定します。StandardUK または
ProfessionalUK を指定してください。
- Subscription Key:接続を確立するために使用するAPI へのアクセスを提供します。まず、
Sage 200 API web サイトにログインして、アカウントにマッチするAPI エディションにサブスクライブしてください。
こちらから手順を実行できます。https://developer.columbus.sage.com/docs/services/api/uk.
その後、Sage 200 へのログインするとプロファイル内でサブスクリプションキーを確認できます。
DataReader editor を開き、次のインフォメーションを設定します。
- ADO.NET 接続マネージャー:Connection Manager のメニューで、先ほど作成した[Data Connection] を選択します。
- データアクセスモード:[SQL command] を選択します。
- SQL command テキスト:DataReader Source editor で、Component Properties タブを開き、下にあるようなSELECT command を入力します。
SELECT Id, Code FROM Banks WHERE Code = '12345'
- DataReader editor を閉じ、DataReader Source の下の矢印をドラッグして、OLE DB Destination に接続します。
OLE DB Destination を開き、Destination Component Editor で次のインフォメーションを入力します。
- コネクションマネージャー:新しい接続を追加します。接続するサーバーおよびデータベースの情報を入力します。ここでは、SQLExpress は他のマシンで運用中です。
- データアクセスモード:データアクセスモードを[table or view] に設定し、データベースに入力するテーブルまたはビューを選択します。
Mappings 画面で必要なプロパティを設定します。
- OLE DB Destination Editor を閉じ、プロジェクトを始動します。SSIS タスクの実行が完了すれば、
Sage 200 から取得したデータが、データベースに入力されます。
CodeProject
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