ODBC 接続でExploratory からSage 50 UK データにSQL でクエリ
CData ODBC Driver for Sage 50 UK は、ODBC 経由でリアルタイムSage 50 UK Data に標準SQL での利用を可能にします。
ここでは、汎用ODBC データプロバイダーとしてSage 50 UK に接続し、データアナリティクスツールのExploratory (https://exploratory.io/) からSage 50 UK データを連携利用する手順を説明します。
Exploratory は、多くのRDB やRedshift、BigQuery などのクラウドデータストアに対応していますが、SaaS データを分析したい場合にはCData ODBC Drivers を使うことで、API コーディング不要でデータを活用できます。今回はSage 50 UK を例に説明します。

※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
- Sage 50 UK にほかのBI、ETL、開発ツールから接続したい:Sage 50 UK データ連携ガイドおよびチュートリアルのリストへ
- Sage 50 UK Drivers について詳細を知りたい:ドライバー詳細情報ページへ
- ほかのデータソースに連携したい:CData Drivers 一覧へ
- ドライバーの30日の無償トライアル版を使いたい:トライアル版ダウンロードページへ
- 製品の利用やライセンスについて相談したい:sales@cdata.co.jp までメールにてご相談ください。
Sage 50 UK Data に接続するODBC DSN を設定
ODBC Driver for Sage 50 UK をダウンロードします。次にマシンにSage 50 UK data に接続するODBC DSN を設定します。Exploratory からはそのODBC DSN を参照する形になります。ODBC DSN 設定の詳細については、ドキュメントを参照してください。
Note:Sage 50 UK 2012 以降のみサポートされています。
[接続]セクションのUser およびPassword プロパティを、有効なSage 50 UK のユーザー資格情報に設定する必要があります。これらの値は、Sage 50 UK に ログインするために使用するものと同じです。
さらに、[接続]セクションのURL プロパティを、希望する会社データセットのアドレスに設定する必要がります。アドレスを取得するには、以下を行ってください:
- Sage 50 UK ソフトウェアを開きます。
- [Tools]->[Internet Options]をクリックします。
- [SData Settings]タブを選択します。
- [Sage 50 Accounts]の隣にある[Details]ボタンをクリックします。会社名のリストとそれに対応するデータセットのアドレスを含むウィンドウが表示されます。
- URL プロパティを希望する会社の隣にあるアドレスフィールドの値に設定します。
Exploratory 上でSage 50 UK のデータをセット
- Exploratory で[コネクション]をクリックして新しいコネクションを作成します。
- [追加]→[ODBC]の順にクリック。
- コネクション追加画面で先ほど設定したSage 50 UK ODBC のDSN を設定します。
名前:任意
タイプ:ODBC
DSN:上の設定したDSN 名(CData Sage 50 UK Sys) - コネクションテストを下の地、[追加]を押して接続を確定させます。

Exploratory でSage 50 UK データをクエリし、データフレームとして保存
さあ、Exploratory からSage 50 UK データを扱ってみましょう。
- Exploratory でプロジェクトを[新規作成]します。
- [データフレーム]の[+]印をクリックし、[データベースデータ]を選択します。
- データベースは[ODBC]をクリック。
- [コネクション]で先ほど設定したSage 50 UK のコネクションを選択します。
- RDB ソースの感覚でSELECT クエリでSage 50 UK データをクエリします。標準SQL でフィルタリング、ソート、JOIN も可能です。
- データセットをデータフレームとして保存します。



Exploratory でのSage 50 UK データの分析
データフレームになったデータは通常のRDB データソースと同じようにExploratory で利用可能です。

このように、Exploratory から簡単にSage 50 UK データを接続して利用することができました。ODBC Driver には30日間の無償版がありますので、是非お試しください。