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詳細はこちら →こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
MicroStrategy は、データドリブンイノベーションを可能にする分析およびモバイルプラットフォームです。MicroStrategy とCData ODBC Driver for SAPERP を組み合わせると、MicroStrategy からデータベースと同じ感覚でリアルタイムSAP のデータにアクセスできるようになり、より高度なレポートと分析が行えます。この記事では、MicroStrategy Web に外部データとしてSAP を追加し、SAP のデータの簡単なビジュアライゼーションを作成する方法について説明します。
CData ODBC ドライバーは、ドライバーに組み込みの最適化されたデータ処理により、MicroStrategy でリアルタイムSAP のデータとやり取りする上で最高のパフォーマンスを提供します。MicroStrategy からSAP に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をSAP に直接プッシュし、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は、組み込みのSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。ビルトインの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブのMicroStrategy データ型を使用してSAP のデータをビジュアライズおよび分析できます。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSAP の接続を設定、2.MicroStrategy Web 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからSAPERP ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
SAP への接続に関する情報と、Windows およびLinux 環境でのDSN の設定手順を以下で説明します。(ODBC Driver for SAPERP は、接続されたMicroStrategy Intelligence Server をホストしているマシンにインストールする必要があります。)
SAP への接続はlibrfc32.dll、librfc32u.dll、NetWeaver、Web Services (SOAP) のどれかで行います。 ConnectionType 接続プロパティをCLASSIC (librfc32.dll)、CLASSIC_UNICODE (librfc32u.dll)、NETWEAVER、SOAP に設定します。
SOAP を使う場合、Client、RFCUrl、SystemNumber、User、Password のプロパティを設定します。
それ以外の方法の場合、Host、User、Password、Client、SystemNumber を指定します。
Note: librfc32.dll やその他のSAP 接続には対応しておりません。SAP インストールから対応する接続モジュールをマシンにインストールしておいてください。
詳細情報はobtaining the connection properties を参照してください。
DSN を構成する際にはMax Rows 接続プロパティも設定できます。これにより返される行数が制限されるため、レポートやビジュアライゼーションを作成するときのパフォーマンスを向上させることができます。
接続プロパティが未設定の場合は、まずODBC DSN(データソース名)で設定します。これはドライバーインストール時の最後の手順にあたります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。
CData ODBC Driver for SAPERP をLinux 環境にインストールする場合、ドライバーのインストールによってDSN が事前に定義されます。DSN を変更するには、システムデータソースファイル(/etc/odbc.ini)を編集し、必要な接続プロパティを定義します。
[CData SAPERP Sys]
Driver = CData ODBC Driver for SAPERP
Description = My Description
Host = sap.mydomain.com
User = EXT90033
Password = xxx
Client = 800
System Number = 09
ConnectionType = Classic
Location = C:/mysapschemafolder
これらの設定ファイルの使用方法については、オンラインのヘルプドキュメントを参照してください。
MicroStrategy Developer でデータベースインスタンスを作成してプロジェクトに接続すると、MicroStrategy Web からSAP のデータのデータインポートを実行できます。もしくは、ODBC Driver を使用して新しいデータソースを作成することもできます。*
SELECT CatalogName NAME_SPACE, TableName TAB_NAME FROM SYS_TABLES
SELECT DISTINCT CatalogName NAME_SPACE, TableName TAB_NAME, ColumnName COL_NAME, DataTypeName DATA_TYPE, Length DATA_LEN, NumericPrecision DATA_PREC, NumericScale DATA_SCALE FROM SYS_TABLECOLUMNS WHERE TableName IN (#TABLE_LIST#) ORDER BY 1,2,3
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。
Note:ODBC Driver を使用して接続するには、3- または 4-Tier Architecture が必要です。