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TēPsは、API を介して EC モール、受注管理システム、Google スプレッドシートやチャットツールなど、日々の業務で利用するさまざまなサービスや機能を自由に組み合わせ、プログラミングの知識や経験がなくても、自社独自の業務を自動化できるiPaaS です。
そんなTēPs はAmazon セラーセントラルやYahoo! ショッピング、ShopifyといったEC 系のコネクタが多数提供されていましたが、CData Connect Server 向けのコネクターを提供しています。本記事ではこのCData Connect Server のコネクタを使ってSAP Netweaver Gateway のデータをkintone に連携する手順を解説します。
CData Connect Server は、SAP Netweaver Gateway データのクラウド to クラウドの仮想OData インターフェースを提供し、TēPs からリアルタイムにSAP Netweaver Gateway データへ連携することができます。
TēPs からCData Connect Server に接続するには、利用するConnect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL での接続を設定する必要があります。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(localhost:8080 など)またはローカルネットワークのIP アドレス(192.168.1.x など)からしか接続できない場合、TēPs はCData Connect Server に接続することができません。
クラウドホスティングでの利用をご希望の方は、AWS Marketplace やGCP Marketplace で設定済みのインスタンスを提供しています。
まずCData Connect Server でデータソースへの接続およびOData API エンドポイント作成を行います。
SAP Gateway はBasic 認証とOAuth 2.0 認証の両方を許可します。Basic 認証を使用して自分のアカウントに接続するか、OAuth を使用して他のユーザーが彼らのアカウントでサービスからデータを取得できるようにすることができます。基本となる認証情報に加え、SAP Gateway テーブルへのアクセスには以下の追加プロパティが必要です。
Basic 認証では、自分のログインクレデンシャルを使用して接続します。次のプロパティを設定します。
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。 接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでSAP Gateway OAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品が以下のOAuth プロセスを完了します。 他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、TēPs からSAP Netweaver Gateway のデータに接続できます。
それではTēPs 側で連携用のフレーズ(一連の処理をまとめたもの)を作成していきましょう。
フレーズを作成したら処理を追加していきます。
次に取得したテーブルデータをループする処理を追加します。
最後にループの中でkintone への登録処理を作成します。
これでフレーズの作成は完了です。それでは画面右上の再生ボタンからフレーズを実行してみましょう。
このように、CData Connect Serverを経由することで、API 側の複雑な仕様を意識せずにTēPs 各種クラウドサービスと連携できます。他にも多くのデータソースに対応するCData Connect Server の詳細をこちらからご覧ください。