本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →Yoom は さまざまなSaaS とノーコードで連携し、業務を自動化するSaaS 連携データベースです。この記事では、CData Connect Server を経由して Yoom からSAS Data Sets に接続し、SAS Data Sets データを利用したフローボットを作成する方法を紹介します。
CData Connect Server は、SAS Data Sets データのクラウド to クラウドの仮想OData インターフェースを提供し、Yoom からリアルタイムにSAS Data Sets データへ接続することができます。
NOTE:Yoom からCData Connect Server に接続するには、利用するCData Connect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL(myConnectInstance.cdata.com など)での接続が可能な状態にしてください。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(localhost:8080 など)またはローカルネットワークのIP アドレス(192.168.1.x など)からしか接続できない場合、Yoom はCData Connect Server に接続することができません。
Yoom でSAS Data Sets SAS Data Sets データをリアルタイムで操作するには、Connect Server からSAS Data Sets に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してSAS Data Sets データのOData エンドポイントを作成する必要があります。
CData Connect Server は、シンプルなポイントアンドクリックインターフェースを使用してデータソースに接続し、データを取得します。まずは、右側のサイドバーのリンクからConnect Server をインストールしてください。
SAS DataSets ファイルに接続するには、次の接続プロパティを設定します。
仮想データベースが作成されたら、Yoom を含むお好みのクライアントからSAS Data Sets に接続できるようになります。
Web API の準備が整ったので、Yoom にてフローボットの作成を進めていきます。
フローボットのトリガー設定後、プロセスを作成します。まずはデータを複数行データベースに追加するため、ループ処理を設定します。ループを件数分実行するための一意のデータをSAS Data Sets から取得します。
ループで利用した一意のデータをキーにして、SAS Data Sets の他カラムのデータを取得します。
Yoom データベースに取得したデータを追加する処理を作成します。
SAS Data Sets データをYoom データベースに追加するフローボットが完成しました。
このように、CData Connect Server を経由することで、API 側の複雑な仕様を意識せずにSaaS と連携したフローボットをYoom で作成できます。。他にも多くのデータソースに対応するCData Connect Server の詳細をこちらからご覧ください。