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CData Connect

SQL Analysis Services に接続されたNintex ワークフローの作成

CData Connect Server を使用してNintex Workflow Cloud からSQL Analysis Services に接続し、リアルタイムSQL Analysis Services データを使用してカスタムワークフローを構築します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-04-17

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Nintex Workflow Cloud は、コードを記述せずにドラッグアンドドロップを使用して単純・複雑なプロセスを自動化するワークフローを設計できる、ベースのプラットフォームです。CData Connect Server と組み合わせると、ビジネスアプリケーション用のSQL Analysis Services データにアクセスできます。この記事では、Connect Server でSQL Analysis Services の仮想データベースを作成し、Nintex でSQL Analysis Services データから簡単なワークフローを構築する方法を説明します。

CData Connect Server は、SQL Analysis Services に純粋なMySQL インターフェースを提供し、ネイティブにサポートされているデータベースにデータを複製することなくNintex Workflow Cloud のリアルタイムSQL Analysis Services データからワークフローを作成できるようにします。Nintex では、SQL クエリを使用してデータに直接アクセスできます。CData Connect Server は、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をSQL Analysis Services に直接プッシュし、サーバーサイドの処理を利用して、要求されたSQL Analysis Services データを素早く返します。

SQL Analysis Services データの仮想MySQL データベースを作成

CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。

  1. Connect Server にログインし、「CONNECTIONS」をクリックします。 データベースを追加
  2. [Available Data Sources]から[SQL Analysis Services]を選択します。
  3. 必要な認証プロパティを入力し、SQL Analysis Services に接続します。

    接続するには、Url プロパティを有効なSQL Server Analysis Services エンドポイントに設定して認証を提供します。XMLA アクセスを使用して、HTTP 経由でホストされているSQL Server Analysis Services インスタンスに接続できます。 Microsoft ドキュメント configure HTTP access を参照してSQL Server Analysis Services に接続してください。

    SQL をSQL Server Analysis Services に実行するには、ヘルプドキュメントの「Analysis Services データの取得」を参照してください。接続ごとにメタデータを取得する代わりに、CacheLocation を設定できます。

    • HTTP 認証

      AuthScheme を"Basic" または"Digest" に設定してUser とPassword を設定します。CustomHeaders に他の認証値を指定します。

    • Windows (NTLM)

      Windows のUser とPassword を設定して、AuthScheme をNTLM に設定します。

    • Kerberos およびKerberos Delegation

      Kerberos を認証するには、AuthScheme をNEGOTIATE に設定します。Kerberos 委任を使うには、AuthScheme をKERBEROSDELEGATION に設定します。必要があれば、User、Password およびKerberosSPN を設定します。デフォルトでは、CData 製品は指定されたUrl でSPN と通信しようと試みます。

    • SSL/TLS:

      デフォルトでは、CData 製品はサーバーの証明書をシステムの信頼できる証明書ストアと照合してSSL/TLS のネゴシエーションを試みます。別の証明書を指定するには、利用可能なフォーマットについてヘルプドキュメントの「SSLServerCert」プロパティを参照してください。

    接続を設定したら、その後はあらゆるキューブを二次元テーブルとして扱うことができます。データに接続する際にCData 製品がSSAS のメタデータを取得して、動的にテーブルスキーマを更新します。 「CacheLocation」プロパティを設定すれば自動でファイルにキャッシュを作成するので、接続時に毎回メタデータを取得する必要もなくなります。

    詳細は、ヘルプドキュメントの「Retrieving Analysis Services Data」を参照してください。

    Configuring a connection (Salesforce is shown).
  4. Test Database ]をクリックします。
  5. [Permission]->[ Add]とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。

仮想データベースが作成されたら、Nintex からSQL Analysis Services に接続することができます。

Nintex からSQL Analysis Services への接続

以下のステップは、Nintex からSQL Analysis Services CData Connect Server にアクセスするための新しい接続を作成し、新しいSQL Analysis Services データソースを作成する方法の概要です。

  1. Nintex Workflow Cloud にログインします。
  2. Connections タブで「Add new」をクリックします。
  3. コネクタとして「Microsoft SQL Server」を選択し、「Connect」をクリックします。 SQL Server コネクションを追加
  4. SQL Server の接続ウィザードで以下のプロパティを設定します。
    • Connection Name:接続の名称(例えば、 CData Connect Server SQL Analysis Services Connection)。
    • Username:Connect Server のユーザー名。
    • Password:Connect Server のパスワード。
    • Database Host:接続するCData Connect Serverインスタンス、例:CONNECT_SERVER_URL:1433
    • Database Name:SQL Analysis Services 接続(例:SSAS1)
    Connect Server への接続を構成
  5. 「Connect」をクリックします。
  6. 接続権限を構成し、「Save permissions」をクリックします。 権限を設定してコネクションを保存

単純なSQL Analysis Services ワークフローを作成する

CData Connect Server への接続が構成され、SQL Analysis Services にアクセスする単純なワークフローを作成する準備ができました。まずは、「Create workflow」ボタンをクリックします。

開始イベントアクションを構成する

  1. 開始イベントタスクをクリックし、「Form」イベントを選択します。
  2. 「Design form」をクリックします。
  3. 「Text - Long」エレメントをForm にドラッグし、エレメントをクリックして設定します。
    • 「Title」を「Enter SQL query」に設定します。
    • 「Required」をtrue に設定します。
  4. 「Text - Short」エレメントを「Form」にドラッグし、エレメントをクリックして構成します。
    • 「Title」を「Enter desired result column」に設定します。
    • 「Required」をtrue に設定します。
Start イベントフォームを作成

「Execute a Query」アクションを構成する

  1. 「Start event: Form」アクションのあとに「Execute a query」アクションを追加し、クリックしてアクションを構成します。
  2. 「Start event」アクションから「SQL Script」を「Enter SQL Query」変数に設定します。
  3. 「Start event」アクションから「Column to retrieve」を「Enter desired result column」変数に設定します。
  4. 「Retrieved column」を新しい変数に設定します。(例:「values」)
SQL Server クエリアクションを設定

「Send an Email」アクションを構成する

  1. 「Execute a query」アクションののち、「Send an email」アクションを追加し、クリックしてアクションを構成します。
  2. 「Recipient email address」を設定します。
  3. 「Subject」を設定します。
  4. 「Message body」を取得したカラム用に作成された変数に設定します。
E メールアクションを設定

アクションを設定したら、「Save」をクリックしてワークフローに名前を付け、もう一度「Save」をクリックします。これで、SQL を使用してSQL Analysis Services をクエリし、結果をメールで送信する簡単なワークフローができました。

アプリケーションから直接250+ SaaS 、ビッグデータ、NoSQL ソースへSQL データアクセスすることについての詳細は、CData Connect Server ページを参照してください。ご不明な点があれば、無料トライアルにサインアップしてサポートチームにお問い合わせください。

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