- ODBC Drivers
- Java JDBC Drivers
- ADO.NET Providers
- SQL SSIS Components
- BizTalk Adapters
- Excel Add-Ins
- Power BI Connectors
- Tableau Connectors
- PowerShell Cmdlets
- Delphi & C++Builder
- Data Sync
- API Server
国産BI ツールのActionista! からTrello に直接連携してビジュアライズ
Actionista! からリアルタイムTrello データに直接連携して分析を実施。CData Drivers for Trello を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からTrello データをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for Trello をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
- Trello にほかのBI、ETL、開発ツールから接続したい:Trello データ連携ガイドおよびチュートリアルのリストへ
- Trello Drivers について詳細を知りたい:ドライバー詳細情報ページへ
- ほかのデータソースに連携したい:CData Drivers 一覧へ
- ドライバーの30日の無償トライアル版を使いたい:トライアル版ダウンロードページへ
- 製品の利用やライセンスについて相談したい:sales@cdata.co.jp までメールにてご相談ください。
Actionista! からTrello データへの連携を設定
CData JDBC Driver for Trello をActionista! に配置
- CData JDBC Driver for Trello をActionista! と同じマシンにインストールします。
-
次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Trello 2019J\lib\cdata.jdbc.trello.jar
Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc - 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するTrello のドライバークラスなどを以下のように指定します:
# Trello
loader.jdbc.displayName.Trello = Trello
loader.jdbc.initJdbcUrl.Trello = jdbc:trello:
loader.jdbc.url.Trello = jdbc:trello:
loader.jdbc.driver.Trello = cdata.jdbc.trello.TrelloDriver
loader.jdbc.dbmsInfo.Trello = cdata.jdbc.trello.TrelloDriver
Trello データをActionista! のキューブに取り込み
Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、Trello データをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。
- Actionista! にログインします。
- 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
- CData JDBC Driver はRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
- 設定情報にTrello への接続に必要なプロパティを入れます:
- RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
- 接続URL:Trello に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。
Trello は、トークンベース認証を使用して、サードパーティアプリケーションにAPI へのアクセスを許可します。ユーザーがアプリケーションにデータへのアクセスを許可すると、アプリケーションにはTrello のAPI へのリクエストに使用できるトークンが付与されます。 Trello のAPI には2通りの方法でアクセスできます。1つ目はTrello 独自の認可ルートで、2つ目はOAuth1.0 を使用する方法です。
- 認可ルート: 登録の時点で、Trello はAPI キーとトークンをアカウントに割り当てます。認可ルート経由で接続する方法については、ヘルプドキュメントの「認可ルートの使用」を参照してください。
- OAuth ルート: 認可の使用と同様に、OAuth は、アカウントの作成時にApplication Id とSecret を作成します。接続方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
jdbc:trello:APIKey=myApiKey;Token=myGeneratedToken;InitiateOAuth=REFRESH
- ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
- パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
- 「接続」ボタンを押してTrello に接続します。
- Trello への接続が完了すると、JDBC Driver がTrello のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
- 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、Trello データのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
- データマネージャー画面でTrello データを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。



Actionista! 上にTrello データのダッシュボードを作成する
それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。
- 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
- 先ほど作成したTrello データのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
- 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、Trello キューブから表示させる項目を選択します。
- そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。



CData JDBC Driver for Trello をActionista! で使うことで、ノーコードでTrello データをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。