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CData Connect

XML に接続されたNintex ワークフローの作成

CData Connect Server を使用してNintex Workflow Cloud からXML に接続し、リアルタイムXML データを使用してカスタムワークフローを構築します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-04-17

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Nintex Workflow Cloud は、コードを記述せずにドラッグアンドドロップを使用して単純・複雑なプロセスを自動化するワークフローを設計できる、ベースのプラットフォームです。CData Connect Server と組み合わせると、ビジネスアプリケーション用のXML データにアクセスできます。この記事では、Connect Server でXML の仮想データベースを作成し、Nintex でXML データから簡単なワークフローを構築する方法を説明します。

CData Connect Server は、XML に純粋なMySQL インターフェースを提供し、ネイティブにサポートされているデータベースにデータを複製することなくNintex Workflow Cloud のリアルタイムXML データからワークフローを作成できるようにします。Nintex では、SQL クエリを使用してデータに直接アクセスできます。CData Connect Server は、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をXML に直接プッシュし、サーバーサイドの処理を利用して、要求されたXML データを素早く返します。

XML データの仮想MySQL データベースを作成

CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。

  1. Connect Server にログインし、「CONNECTIONS」をクリックします。 データベースを追加
  2. [Available Data Sources]から[XML]を選択します。
  3. 必要な認証プロパティを入力し、XML に接続します。

    データソースを認証するには、データプロバイダーのドキュメント内の「はじめに」セクションをご覧ください。 データプロバイダーはXML API を双方向データベーステーブルとしてモデル化し、XML ファイルをread-only ビュー(ローカルファイル、人気のクラウドサービスに格納されたファイル、およびFTP サーバー)としてモデル化します。 HTTP Basic、Digest、NTLM、OAuth、およびFTP を含む主な認証スキームはサポートされています。認証のガイドについては、データプロバイダーのドキュメント内の「はじめに」セクションをご覧ください。

    URI と認証値を設定した後で、DataModel を設定することでデータの構造によりよくマッチするようデータの抽象化を調整できます。

    DataModel プロパティはデータがどのようにテーブルとして抽象化されるかを制御するプロパティであり、次の基本的な設定を調整します。

    • Document(デフォルト):XML データのトップレベルのドキュメントビューをモデル化します。データプロバイダーは入れ子化した要素をデータの集約値として返します。
    • FlattenedDocuments:入れ子化したドキュメントとその親を結合して単一のテーブルに入力します。
    • Relational:個別の関連テーブルを階層化されたデータから返します。テーブルは主キーと、親ドキュメントにリンクする外部キーを含みます。

    リレーショナルな抽象化の設定についての詳細は、「XML データのモデリング」セクションを参照してください。次の例で使用されているサンプルデータも存在します。 このデータには、人名、その人たちが所有する車、車に施されたさまざまなメンテナンスに関する情報が含まれます。

    Configuring a connection (Salesforce is shown).
  4. Test Database ]をクリックします。
  5. [Permission]->[ Add]とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。

仮想データベースが作成されたら、Nintex からXML に接続することができます。

Nintex からXML への接続

以下のステップは、Nintex からXML CData Connect Server にアクセスするための新しい接続を作成し、新しいXML データソースを作成する方法の概要です。

  1. Nintex Workflow Cloud にログインします。
  2. Connections タブで「Add new」をクリックします。
  3. コネクタとして「Microsoft SQL Server」を選択し、「Connect」をクリックします。 SQL Server コネクションを追加
  4. SQL Server の接続ウィザードで以下のプロパティを設定します。
    • Connection Name:接続の名称(例えば、 CData Connect Server XML Connection)。
    • Username:Connect Server のユーザー名。
    • Password:Connect Server のパスワード。
    • Database Host:接続するCData Connect Serverインスタンス、例:CONNECT_SERVER_URL:1433
    • Database Name:XML 接続(例:XML1)
    Connect Server への接続を構成
  5. 「Connect」をクリックします。
  6. 接続権限を構成し、「Save permissions」をクリックします。 権限を設定してコネクションを保存

単純なXML ワークフローを作成する

CData Connect Server への接続が構成され、XML にアクセスする単純なワークフローを作成する準備ができました。まずは、「Create workflow」ボタンをクリックします。

開始イベントアクションを構成する

  1. 開始イベントタスクをクリックし、「Form」イベントを選択します。
  2. 「Design form」をクリックします。
  3. 「Text - Long」エレメントをForm にドラッグし、エレメントをクリックして設定します。
    • 「Title」を「Enter SQL query」に設定します。
    • 「Required」をtrue に設定します。
  4. 「Text - Short」エレメントを「Form」にドラッグし、エレメントをクリックして構成します。
    • 「Title」を「Enter desired result column」に設定します。
    • 「Required」をtrue に設定します。
Start イベントフォームを作成

「Execute a Query」アクションを構成する

  1. 「Start event: Form」アクションのあとに「Execute a query」アクションを追加し、クリックしてアクションを構成します。
  2. 「Start event」アクションから「SQL Script」を「Enter SQL Query」変数に設定します。
  3. 「Start event」アクションから「Column to retrieve」を「Enter desired result column」変数に設定します。
  4. 「Retrieved column」を新しい変数に設定します。(例:「values」)
SQL Server クエリアクションを設定

「Send an Email」アクションを構成する

  1. 「Execute a query」アクションののち、「Send an email」アクションを追加し、クリックしてアクションを構成します。
  2. 「Recipient email address」を設定します。
  3. 「Subject」を設定します。
  4. 「Message body」を取得したカラム用に作成された変数に設定します。
E メールアクションを設定

アクションを設定したら、「Save」をクリックしてワークフローに名前を付け、もう一度「Save」をクリックします。これで、SQL を使用してXML をクエリし、結果をメールで送信する簡単なワークフローができました。

アプリケーションから直接250+ SaaS 、ビッグデータ、NoSQL ソースへSQL データアクセスすることについての詳細は、CData Connect Server ページを参照してください。ご不明な点があれば、無料トライアルにサインアップしてサポートチームにお問い合わせください。

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