ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →kintone アプリで外部システムにあるマスターデータをルックアップする方法
出村さやかはじめに
kintone でアプリを作成していると、会計システムに入っている勘定科目やERP に入っている得意先マスタなどのマスターデータをkintone アプリでルックアップして利用したくなること、ありますよね?
ですが現状、kintone アプリから外部システム(or 外部データベース)内のデータに直接アクセスしてルックアップすることはできません。
間に外部システムとの「中継ぎ役」と外部システムから持ってきた「マスターデータ保存用のkintone アプリ(以下、マスターデータアプリ)」の2つを挟む必要があります。
具体的には、まず外部システムとkintone の間に中継ぎ役を用意します。
次に、kintone にてマスターデータアプリを作成し、マスターデータアプリに外部システムのデータを中継ぎ役を経由してコピーします。
そして、各kintone アプリはルックアップ機能を利用してマスターデータアプリから必要なデータを検索、コピーして利用します。
外部システム側のマスターデータに追加・変更があった場合でも、外部システムとマスターデータアプリ間で定期的にデータを同期させておけば、最新のマスターデータをkintone アプリでルックアップ利用することが可能です。
ただし、各kintone アプリにおいてルックアップで取得済のデータについては、マスターデータアプリのデータに変更があった場合でも、そのまま維持されます。取得済のデータを更新したい場合は、別途更新を行う必要があります。
中継ぎ役となりえるツール
この中継ぎ役を担えるツールの一つが、弊社のCData Arc です。
CData Arc は、ファイル、データベース、SaaS API、オンプレミスやクラウドにある様々なデータをノーコードでつなぐ事ができます。
もちろん、外部システムとkintone の中継ぎ役をすることも可能です!
CData Arc が連携可能な外部システムは、CData Arc に内蔵されているコネクタで接続可能な先、およびこちらの250 種類以上との連携が可能です。
上記の一覧に含まれていない場合でも、外部システムが使用しているデータベースの種類によっては連携することが可能です。
気になる価格は?
CData Arc の価格は、こちらのページをご覧ください。
おわりに
kintone だろうが何だろうが、マスターデータの二重管理は手間とコストばかりかかって何も生み出さず(むしろマイナス)、できれば避けたいもの。
CData Arc を上手く活用して業務効率UP!を達成していただければうれしいです。
おまけ|具体的なCData Arc 利用イメージ
CData Arc を利用した外部システム -> kintone 連携例は、下記の記事を参照ください。
(※マスターデータアプリを挟まない例も含みます)
- CData Arc を使ってkintone とSQL Server を双方向にデータ連携する方法
- SQLServer・BigQuery・SAP S/4 HANAのデータをCData Arcを使ってkintoneに連携する方法
- ノーコードツールでスマレジの会員データを kintone の顧客リストに連携:CData Smaregi Driver & CData Arc
- CData Arc を使ってBカートの会員データをkintone に連携する
- ノーコードツールで Sansan の名刺データを kintone の顧客リストに連携:CData Sansan Driver & CData Arc
- Box で受け取ったPDF データをOCR で読み取ってkintone に登録:ABBYY FlexiCapture & CData Arc
- CData Arc でLINE WORKS のトークをkintone にノーコードで連携 - Webhook
上記は、CData Arc で実現いただける、ごく一部の利用イメージです。「このシステムとの連携は可能?」など、お気軽にお問い合わせください!