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こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。
CData Sync は、いろいろなシナリオのデータレプリケーション(同期)を行うことができるスタンドアロンのアプリケーションです。例えば、sandbox および本番インスタンスのデータをデータベースに同期することができます。Google Ads のデータ をHeroku 上のPostgreSQL に同期することで、Salesforce の通常オブジェクトに加えて、Salesforce 外部オブジェクト(Salesforce Connect)としてGoogle Ads のデータへのアクセスが可能になります。
本レプリケーション例では、次が必要です:
CData Sync を使って、Google Ads のデータ をHeroku 上のPostgreSQL データベースにレプリケーションできます。本記事では、Heroku 上の既存のPostgreSQL を使用します。PostgreSQL データベースをレプリケーション先に指定するには、[接続]タブから進みます。
PostgreSQL への接続には、Port(デフォルトでは5432)、およびデータベース接続プロパティを設定し、サーバーに認証するuser およびpassword を設定します。データベースプロパティが指定されていない場合には、ユーザーのデフォルトデータベースに接続します。
データソース側にGoogle Ads を設定します。[接続]タブをクリックします。
Google 広告はOAuth 認証標準を使用します。個々のユーザーとしてGoogle API にアクセスするには、組み込みクレデンシャルを使うか、OAuth アプリを作成します。
OAuth では、Google Apps ドメインのユーザーとしてサービスアカウントを使ってアクセスすることもできます。サービスカウントでの認証では、OAuth JWT を取得するためのアプリケーションを登録する必要があります。
OAuth 値に加え、DeveloperToken およびClientCustomerId を指定します。
詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
Data Sync はレプリケーションをコントロールするSQL クエリを簡単なGUI 操作で設定できます。 レプリケーションジョブ設定には、[ジョブ]タブに進み、[ジョブを追加]ボタンをクリックします。 次にデータソースおよび同期先をそれぞれドロップダウンから選択します。
テーブル全体をレプリケーションするには、[テーブル]セクションで[テーブルを追加]をクリックします。表示されたテーブルリストからレプリケーションするテーブルをチェックします。
レプリケーションはテーブル全体ではなく、カスタマイズが可能です。[変更]機能を使えば、レプリケーションするカラムの指定、同期先でのカラム名を変更しての保存、ソースデータの各種加工が可能です。レプリケーションのカスタマイズには、ジョブの[変更]ボタンをクリックしてカスタマイズウィンドウを開いて操作を行います:
インターフェースを使って変更を行うと、レプリケーションのSQL クエリは以下のようなシンプルなものから:
REPLICATE [CampaignPerformance]
次のような複雑なものになります:
REPLICATE [CampaignPerformance] SELECT [Device], [Clicks] FROM [CampaignPerformance] WHERE [Device] = 'Mobile devices with full browsers'
[スケジュール]セクションでは、レプリケーションジョブの自動起動スケジュール設定が可能です。反復同期間隔は、15分おきから毎月1回までの間で設定が可能です。
レプリケーションジョブを設定したら、[変更を保存]ボタンを押して保存します。複数のGoogle Ads のデータ のジョブを作成して、Salesforce の外部オブジェクトとして利用可能です。
Google Ads のデータ がHeroku 上のPostgreSQL データベースとしてレプリケーションされたので、Heroku のOData インターフェースを設定し、Salesforce Connect から外部オブジェクトとしてデータ連携できるようにします。
まずは、Heroku 上のPostgreSQL データベースに複製されたGoogle Ads のデータ への接続のために、データベースに対しHeroku External Object を設定します。
詳しくは、こちらのHeroku documentation を参照してください。
Heroku のOData サービスの設定が終わったら、Salesforce Connect を使って、複製されたGoogle Ads のデータ のデータに外部データソースとして連携します。
Salesforce の外部データソース登録が終わったら、次の方法でGoogle Ads 外部データソースに変更を反映させます。Google Ads テーブルの定義とGoogle Ads 外部オブジェクトの定義を同期します。
これで、レプリケーションされたGoogle Ads エンティティに対して、Salesforce の通常オブジェクトと同じように外部オブジェクトとしてアクセスが可能になりました。
是非、CData Sync の30日の無償評価版 をダウンロードして、Salesforce との連携をお試しください!