製品をチェック

Airtable Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Airtable アイコン Airtable JDBC Driver 相談したい

Airtable に連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

Airtable データ のPostgreSQL インターフェースを作成

Airtable JDBC Driver のリモート機能を使用し、データアクセス用のPostgreSQL エントリポイントを作成します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-12-02
airtable ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
PostgreSQL ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

PostgreSQL には多くの対応クライアントがあります。標準のドライバーからBI、アナリティクスツールまで、PostgreSQL はデータ接続の人気のインターフェースです。JDBC ドライバーを使用することで、簡単に任意の標準クライアントから接続できるPostgreSQL エントリポイントを作成できます。

Airtable にPostgreSQL データベースとしてアクセスするには、CData JDBC Driver for Airtable とJDBC foreign data wrapper (FDW) を使用します。この記事ではFDW をコンパイルしてインストールし、PostgreSQL サーバーからAirtable にクエリを実行します。

JDBC データソースとしてAirtable データに接続する

JDBC データソースとしてAirtable に接続するには、以下が必要です。

  • Driver のJAR パス:JAR ファイルは、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあります。
  • Driver クラス

    cdata.jdbc.airtable.AirtableDriver
  • JDBC URL: URL は、"jdbc:airtable:" で始まり、セミコロンで区切られた名前と値の組み合わせで任意の接続プロパティを含めることができます。

    Airtable への接続には、APIKey、BaseId、TableNames のプロパティが必須です。ViewNames は任意項目でテーブルのビューを指定することができます。

    • APIKey : アカウントのAPI Key。取得には、アカウントにログインして、API セクションで「Generate API Key」をクリックします。
    • BaseId : ベースのId。取得には、APIKey と同じ場所で、「Airtable API」をクリックするか、https://airtable.com/api に進み、ベースを選択します。"The ID of this base is appxxN2ftedc0nEG7." というメッセージがIntroduction セッションで表示されます。
    • TableNames : 選択されたベースのテーブル名のカンマ区切りのリスト。UI で見られるテーブル名と同じです。
    • ViewNames : table.view 形式のビューのカンマ区切りのリスト。UI でみられるビュー名と同じです。

    ビルトイン接続文字列デザイナ

    JDBC URL の構成については、Airtable JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。

    java -jar cdata.jdbc.airtable.jar

    接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    Using the built-in connection string designer to generate a JDBC URL (Salesforce is shown.)

    以下は一般的なJDBC URL です。

    jdbc:airtable:APIKey=keymz3adb53RqsU;BaseId=appxxN2fe34r3rjdG7;TableNames=TableA,...;ViewNames=TableA.ViewA,...;

JDBC FDW を構築する

FDW は、PostgreSQL を再コンパイルせずに、PostgreSQL の拡張機能としてインストールできます。例としてjdbc2_fdw 拡張子を使用します。

  1. ご使用のバージョンのJRE 共有オブジェクトから、/usr/lib/libjvm.so にシンボリックリンクを追加します。コマンド例: ln -s /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/lib/amd64/server/libjvm.so /usr/lib/libjvm.so
  2. ビルドするには、以下のコマンドを実行してください。 make install USE_PGXS=1

Airtable データをPostgreSQL データベースとしてクエリする

拡張機能をインストールした後、以下のステップに従ってAirtable へのクエリの実行を開始します。

  1. データベースにログイン
  2. データベースの拡張機能をロード CREATE EXTENSION jdbc2_fdw;
  3. Airtable のオブジェクトを作成 CREATE SERVER Airtable FOREIGN DATA WRAPPER jdbc2_fdw OPTIONS ( drivername 'cdata.jdbc.airtable.AirtableDriver', url 'jdbc:airtable:APIKey=keymz3adb53RqsU;BaseId=appxxN2fe34r3rjdG7;TableNames=TableA,...;ViewNames=TableA.ViewA,...;', querytimeout '15', jarfile '/home/MyUser/CData/CData\ JDBC\ Driver\ for\ Salesforce MyDriverEdition/lib/cdata.jdbc.airtable.jar');
  4. PostgreSQL デーモンに認識されているユーザーのユーザー名とパスワードのユーザーマッピングを作成 CREATE USER MAPPING for postgres SERVER Airtable OPTIONS ( username 'admin', password 'test');
  5. ローカルデータベースに外部テーブルを作成 postgres=# CREATE FOREIGN TABLE sampletable_1 ( sampletable_1_id text, sampletable_1_Id text, sampletable_1_Column1 numeric) SERVER Airtable OPTIONS ( table_name 'sampletable_1');
Airtable に対してSELECTコマンドを実行可能にする postgres=# SELECT * FROM sampletable_1;

おわりに

このようにCData JDBC Driver for Airtable を使って簡単にAirtable データを取得して検索対象にすることができました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。