Crystal Reports でAzure Data Catalog データに連携して帳票を作成

Crystal Reports には、JDBC 標準向けのサポートが組み込まれています。この記事では、Azure Data Catalog の機能を持つ帳票を作成するレポート作成ウィザードの使い方を説明します。

Azure Data Catalog JDBC Driver のインストール

CData JDBC Driver for AzureDataCatalog を、ドライバーのJAR をCrystal Reports のクラスパスに含めてインストール：DataDriverCommonElement の下のClassPath element のパスに、 .jar を含むファイルのフルパスを追加します。

CRConfig.xml は通常C:\Program Files (x86)\SAP BusinessObjects\SAP BusinessObjects Enterprise XI 4.0\java に配置されます。— パスはインストールによって若干異なる場合があります。ドライバーのJAR はインストールディレクトリの［lib］サブフォルダ内にあります。

ClassPath にJAR を追加したら、Crystal Reports を再起動します。

Azure Data Catalog データに接続

下記の手順に従って、レポート作成ウィザードを使ってAzure Data Catalog 接続を作成します。

1. 新しい空の帳票で、［Create New Connection］>［JDBC (JNDI)］をクリックします。

2. ウィザードでJDBC 接続URL を選択します。

   jdbc:azuredatacatalog:

3. ドライバーのクラス名を設定：

   cdata.jdbc.azuredatacatalog.AzureDataCatalogDriver

   You can optionally set the following to read the different catalog data returned from Azure Data Catalog.

   CatalogName: Set this to the CatalogName associated with your Azure Data Catalog. To get your Catalog name, navigate to your Azure Portal home page > Data Catalog > Catalog Name

   Connect Using OAuth Authentication

   You must use OAuth to authenticate with Azure Data Catalog. OAuth requires the authenticating user to interact with Azure Data Catalog using the browser. For more information, refer to the OAuth section in the help documentation.

帳票をデザイン

JDBC 接続をAzure Data Catalog に追加したら、レポート作成ウィザードを使ってAzure Data Catalog を帳票に追加できます。

1. 帳票に必要なテーブルやフィールドを選択して、データソースを設定します。この例では、Tables テーブルのDslAddressDatabase およびType カラムを使います。

2. チャートの種類を設定 ウィザードを完了すると、Crystal Reports はAzure Data Catalog data に実行されるSQL クエリをビルドします。ドライバーは、ライブAzure Data Catalog data に対してクエリを実行します。

3. 必要に応じて、ほかのフィルタや帳票テンプレートを設定します。

4. データのインポートが終わったら、データをサマライズもしくはソートするチャートやレポートオブジェクトを作成できます。［Insert］>［Chart］をクリックして、チャートエキスパートを開きます。Total Type by DslAddressDatabase を表すグラフを作成するには、DslAddressDatabase を［On Change Of］メニューセレクションの下のボックスに追加してからType を［Show Values］の下のボックスに追加します。

完成した帳票をプレビューして、チャートにデータが入っていることを確認します。Null 値を取り除きたい場合は、SelectionFormula を使います。