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Tableau からDB2 にJDBC Driver で連携してビジュアライズ

Tableau からリアルタイムDB2 データに連携してビジュアライズ。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-05-22

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData Driver for DB2 を使って、BI・ビジュアライズツールのTableau からDB2 データをノーコードで連携して利用できます。この記事では、CData JDBC Driver for DB2 を使います。JDBC は、Windows 版のTabelau でもMac 版のTableau でも同じように利用できます。

Tabelau からDB2 データへの接続を確立

Tableau での操作の前に.jar ファイルを以下のパスに格納します:

  • Windows: C:\Program Files\Tableau\Drivers
  • MacOS: ~/Library/Tableau/Drivers

.jar ファイルを配置したら、DB2 への接続を設定します。

  1. Tableau を開きます。
  2. [データ]->[新しいデータソース]を開きます。
  3. [その他のデータベース(JDBC)]をクリックします。
  4. URL にJDBC 接続文字列を入力します。
  5. DB2 への接続には以下を入力します:

    • Server: DB2 が稼働しているサーバー。
    • Port: DB2 サーバーのポート。
    • Database: DB2 のデータベース。
    • User: DB にアクセスする権限のあるユーザー名。
    • Password: DB にアクセスする権限のあるユーザーのパスワード。

    対応するDB2 のドライバーをインストールする必要があります。

    • Windows: IBM Data Server Provider for .NET

      Windows では、IBM Data Server Provider をインストールするだけで十分です。インストールがmachine.config への書き込みを行います。

    • Java: IBM Data Server Driver for JDBC

      Java では、IBM Data Server Driver JAR をアプリケーションのwww\WEB-INF\lib\ フォルダに配置する必要があります。

    パスワード方式によるSSH 接続

    パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。

    • User: DB2 のユーザ
    • Password: DB2 のパスワード
    • Database: DB2 の接続先データベース
    • Server: DB2 のサーバー
    • Port: DB2 のポート
    • UserSSH: "true"
    • SSHAuthMode: "Password"
    • SSHPort: SSH のポート
    • SSHServer: SSH サーバー
    • SSHUser: SSH ユーザー
    • SSHPassword: SSH パスワード

    接続文字列形式では以下のようになります。

    Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=testUseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;

    公開鍵認証方式方式によるSSH 接続

    公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。

    • User: DB2 のユーザ
    • Password: DB2 のパスワード
    • Database: DB2 の接続先データベース
    • Server: DB2 のサーバー
    • Port: DB2 のポート
    • UserSSH: "true"
    • SSHAuthMode: "Public_Key"
    • SSHClientCertType: キーストアの種類
    • SSHPort: SSH のポート
    • SSHServer: SSH サーバー
    • SSHUser: SSH ユーザー
    • SSHClientCert: 秘密鍵ファイルのパス

    接続文字列形式では以下のようになります。

    Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=test;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem;

    JDBC Driver の接続文字列デザイナーを使う

    JDBC 接続文字列を作るには、DB2 JDBC Driver のビルトイン接続文字列デザイナーを使う方法があります。ドライバーの.jar ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから.jar ファイルを実行します。

    Windows:

    java -jar 'C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for DB2 2019\lib\cdata.jdbc.db2.jar'

    MacOS:

    java -jar cdata.jdbc.db2.jar

    接続プロパティに値を入力して、生成される接続文字列をクリップボードにコピーします。

    接続文字列デザイナーを使って、JDBC URL を生成する (Salesforce is shown.)

    JDBC URLを設定する際には、Max Rows プロパティを設定することをお勧めします。これにより取得される行数が制限され、パフォーマンスを向上させます。

    デザイナーで生成されるJDBC URL のサンプル:

    jdbc:db2:Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=test;
  6. 方言:SQL92
  7. サインインをクリックします。
  8. 接続エラーの場合には、Java がダウンロードされていない場合、Java が64bit マシン用ではなく32bit 用である、などの場合がありますので確認をお願いします。

スキーマ検出とデータのクエリ

  1. [データベース]のドロップダウンで、CData を選択します。
  2. [スキーマ]で、[CData]を選択します。
  3. テーブルをJOIN エリアにドラッグします。複数のテーブルを選択することも可能です。
  4. Drag the table onto the join area.
  5. [今すぐ更新]か[自動更新]を選択します。[今すぐ更新]では、はじめの1000行のデータをプレビューで取得します(もしくは表示行を指定するボックスに取得する行数を指定可能 )。[自動更新]では、自動的にデータを取得してプレビューに表示します。
  6. [接続]メニューでは、[ライブ]もしくは[抽出]を選択します。常にリアルタイムデータを扱いたい場合には、[ライブ]を選択します。
  7. ワークシートのタブを開きます。CData Driver は、カラム情報やデータ型情報を自動的に検出するので、取得したDB2 データのカラムはディメンションとメジャーに分けてリスト表示されます。
  8. Click the tab for your worksheet.
  9. デイメンションやメジャーを列・行のフィールドにドロップして、ビジュアライズを作成します。

CData JDBC Driver for DB2 をTabelau で使うことで、ノーコードでDB2 データをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。

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