ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。
CData Sync for EnterpriseDB は、データベースにサンドボックスや製品インスタンスをレプリケートするなどの、レプリケーションの多様なシナリオに対する解決策を提供するスタンドアロンアプリケーションです。Sync for Windows およびSync for Java はどちらもコマンドラインインターフェース(CLI)を含んでおり、複数のEnterpriseDB 接続を簡単に管理できます。この記事では、CLI を使って複数のEnterpriseDB アカウントをレプリケートする方法について説明します。
接続およびE メール通知設定をXML 設定ファイルに保存できます。複数のEnterpriseDB アカウントをレプリケートするには、複数の設定ファイルを使います。以下にEnterpriseDB をSQLite にレプリケートする設定例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>System.Data.SQLite</DatabaseProvider>
<ConnectionString>User=postgres;Password=admin;Database=postgres;Server=127.0.0.1;Port=5444</ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
<TaskSchedulerStartTime>09:51</TaskSchedulerStartTime>
<TaskSchedulerInterval>Never</TaskSchedulerInterval>
</CDataSync>
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>org.sqlite.JDBC</DatabaseProvider>
<ConnectionString>User=postgres;Password=admin;Database=postgres;Server=127.0.0.1;Port=5444</ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
</CDataSync>
データに接続するには、以下の接続プロパティが必要です。
オプションで、以下を設定することもできます。
Basic 認証を使って認証するには、以下を設定します。
SSL 認証を利用して、セキュアなセッションを介してEnterpriseDB データに接続できます。以下の接続プロパティを設定して、データに接続します。
Sync を使うと標準SQL でレプリケーションを制御できます。REPLICATE ステートメントはハイレベルなコマンドで、データベースにテーブルをキャッシュして維持します。EnterpriseDB API がサポートするあらゆるSELECT クエリを定義できます。下記のステートメントは、EnterpriseDB データ のテーブルをキャッシュしてインクリメンタルに更新します。
REPLICATE Orders;
特定のデータベースを更新するために使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することができます。レプリケーションステートメントはセミコロンで区切ります。次のオプションは、複数のEnterpriseDB アカウントを同じデータベースにレプリケートする場合に便利です。
REPLICATE SELECT ステートメントでは、異なるテーブルのプレフィックスを使用できます。
REPLICATE PROD_Orders SELECT * FROM Orders
異なるスキーマを使用することもできます。
REPLICATE PROD.Orders SELECT * FROM Orders
接続文字列およびレプリケーションクエリの設定が完了したら、次のコマンドラインオプションを使ってSync を実行できます。
EnterpriseDBSync.exe -g MyProductionEnterpriseDBConfig.xml -f MyProductionEnterpriseDBSync.sql
java -Xbootclasspath/p:c:\sqlitejdbc.jar -jar EnterpriseDBSync.jar -g MyProductionEnterpriseDBConfig.xml -f MyProductionEnterpriseDBSync.sql