ADO.NET 経由でTIBCO Spotfire でEpicor Kinetic データに連携してをビジュアライズ
TIBCO Spotfire のダッシュボードにEpicor Kinetic データの連携が驚くほど簡単に。
加藤龍彦
デジタルマーケティング
最終更新日:2022-09-16
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
この記事では、CData ADO.NET Provider for EpicorKinetic をTIBCO Spotfire で使う方法を説明します。接続を確立して、簡単なダッシュボードを作成していきます。
- [Add Data Tables]をクリックして、CData ADO.NET データソースを追加します。
- [Add]>[Database]をクリックします。
- プロバイダーを選択して[Configure]をクリックします。
- 接続設定を定義します。一般的な接続文字列は次のとおりです。
Service=Erp.BO.CustomerSvc;ERPInstance=MyInstance;URL=https://myaccount.epicorsaas.com;User=username;Password=password;
ERP インスタンスに接続するには、次の接続プロパティを指定してください。
- Url:ERP インスタンスをホストしているサーバーのURL。例えば、https://myserver.EpicorSaaS.com
- ERPInstance:ERP インスタンス名。
- User:アカウントのユーザー名。
- Password:アカウントのパスワード。
- Service:データを取得するサービス。例えば、BaqSvc。
また、オプションで次の接続プロパティを指定することもできます。
- ApiKey:アカウント設定に応じて、いくつかのサービスへの接続に必要となるオプションのキー。
- ApiVersion:デフォルトはv1。新しいEpicor API を使用するにはv2 に設定してください。
- Company:ApiVersion をv2 に設定した場合は必須になります。
- ダッシュボードに追加したいテーブルを選択します。この例ではCustomers を使います。SQL クエリも指定できます。ドライバーは標準SQL シンタックスをサポートしています。
- リアルタイムデータを使いたい場合は、[Keep Data Table External]オプションをクリックします。このオプションは、データの変更をリアルタイムでダッシュボードに反映します。
データをメモリにロードしてローカルで処理したい場合は、[Import Data Table]オプションをクリックします。このオプションは、オフラインでの使用、またはスローなネットワーク接続によりダッシュボードがインタラクティブでない場合に使用します。
- テーブルを追加すると[Recommended Visualizations]ウィザードが表示されます。テーブルを選択すると、Spotfire はカラムのデータ型を使ってnumber、time、category カラムを検出します。この例ではNumbers セクションでCompany を、Categories セクションでCustNum を使用しています。
[Recommended Visualizations]ウィザードでいくつかビジュアライズしたら、ダッシュボードにその他の修正を加えられます。例えば、ページにフィルタを適用することで、高確率なopportunities にズームインできます。フィルタを追加するには、[Filter]ボタンをクリックします。各クエリで利用可能なフィルタは、[Filters]ペインに表示されます。
関連コンテンツ